昨日、さいたまスタジアムでW杯一次予選、対オマーン戦が行われました。
結果は知ってのとおり、1-0でめだたく勝利を収めたわけですが、見ている人にとってはあんな辛勝じゃダメじゃんって思った方もいらっしゃるかもしれない。
だが、考えてみてください。前回は開催国ということで予選が免除され、フランス大会の予選を戦ったメンバーで今回出場したのはヒデ一人。こと予選に関しては、いわばほぼみんな初めての状態です。しかも、ホームで勝って当たり前のような雰囲気(これが結構プレッシャーですよね^^;;)があった中で初戦を迎えるには、やや難しい相手でした(事前のテストマッチで韓国に0-5と大敗したオマーンですが、ヨーロッパで活躍する正ゴールキーパーを韓国戦には出さずにわざと遅れて合流させてみたり、いろいろ情報戦をしかけてきたわけで)。なので、それを考慮に入れると、あのぐらいの展開は仕方ないかな。というわけで、勝ち点3ゲットが何よりだと僕は思うのであって。。。。
それに、同じ1-0でも俊輔のPKだけで終わっていたなら、もっと課題は山積していたことでしょう。その意味では、ロスタイムに久保があの位置につめていて、なおかつ俊輔も必死で前に体を飛び出してクリアボールに向かっていったということ自体がとても評価できると思います。僕的には、絶対エアポケットのような状態が1回ぐらいは来るだろうと思っていたので、その1回を良くぞ決めたと思っています。今までは、そんなチャンスが来ても外すか、あるいは逆にそこから逆襲されて決められてしまったりとかだったことを考えれば上出来でしょう。
それと、いつも気になるのはFIFAランキングを元にした戦前の予想。よっぽどトップ10にでも入っている国ならまだしも、はっきり言って強豪国でも代表戦が少なかったりするとランキングもさほどあがらないし、特に南米のチームなんかはヨーロッパに多くのスター選手を抱えているので、よっぽどのことが無い限りなかなかヨーロッパの所属クラブがGOサインを出してくれなかったりで、豪華スター揃い踏みとはなかなかいかないものです。しかも、年中同じメンバーで戦っているクラブと違って、代表ってことになると短期間で連携をうまくしなくてはいけないし、さらに海外で活躍する選手が多いほど連携をうまくするにはそれなりの期間が必要になってくるので、今回の日本もそのあたりが出てしまっていたかなと思いましたね(ヒデと高原以外の海外組の試合勘がちょっと悪かったように思います)。
というわけで、とにかく勝ち点3が取れたことが今回の何よりの成果だと思います。そしてヒデが再三繰り返していた「決めるべきときに決める」をもっと深く受け止めて、次回はもっとよいプレーに期待しています。
最近の代表戦では、常に久保がいい結果だしていますね^^
ようやく眠れる竜が目を覚ましたか!やっぱり久保はすごい!