ボーボさん

題名:そこは魔法陣の地下三千メートルにある牢獄…………

そこは魔法陣の地下三千メートルにある牢獄............ 第2回

 すでにそのデビルサイダーの男のペニスははち切れんばかりに勃起し、先端からは半
透明の液体がしたたっていた。
男はそれを自らの右手に握り、その先端部分をぱっくりと開かれた流璃子の陰唇にあ
てがった、そしてそのまま膣口を中心になぞりあげ始めたのである。
たちまち男の亀頭は溢れ出る流璃子の愛液によって塗りたくられ、それは亀頭からで
る液体とも混ざりあいニチャニチャと卑猥な音をたて始めた。

「あっ.........ああっ...............」

絶頂に達したばかりの秘部に微妙な刺激を受け流璃子が再び喘ぎ声をあげ始める、男
はそんな流璃子の反応を楽しみつつ自らの亀頭でさらに陰唇を押し広げ。クリトリス
をこね回し、尿道口を撫であげる。

「はあっ......あああっ............あっはあ...............」

流璃子は頭を左右に小刻みに振り、与えられる刺激に素直に反応する。

「ヘヘっ.........ヘヘヘ......」

男は流璃子の腰に手を回し、ギュっと流璃子の体を自らの体に密着させる。
亀頭だけでなくその肉の茎にまで流璃子の愛液を塗りたくろうというのだ。
左右に開かれた陰唇の間に肉棒をあてがい、それをゆっくりと前後にスライドさせていく、
さらに男の胸板で押しつぶされている二つの柔肉、両手で鷲掴みにしている尻肉の感
触を存分に堪能しつつ、止めど無く溢れ出る流璃子の愛液を肉棒になすりつけていく。

ニチャッ......ニチュッ.........ニッチュッ...............

ピンク色の肉唇の間でグロテスクな肉の茎がスライドする度、その淫猥な音は部屋中
にはっきりと響き、なすりつけられた液体のよって肉棒は光沢を放ち、それは瞬く間
に広がっていった。
男はそのまま全身で流璃子の肢体の隅々までを愛撫し、その肉の感触はもとより、体
温、吐息、心臓の鼓動までをも堪能したのだった。

「へへへ.........それじゃ、いただくとするか」

おぞましく、そして極大なペニスの先端が流璃子の秘裂にピタリと押し当てられ、ゆっ
くりと侵入を始める、先程塗りたくられた、そしてさらに溢れ出てくる愛液によって
亀頭はゆるやかに肉壷に包まれていき、やがてその姿は完全に姿を消す、男は全神経
をペニスに集中させさらに腰を突き出し流璃子への侵入を続行する。

「お......おお............」

男は無意識の内に感嘆の声をあげていた。
それほどまでに流璃子の秘肉は甘美だったのである。
人間のそれとは比べ物にならない程の大きさのペニスをしっかりと包み込み、肉襞が
それ自体意志を持っているかのようにからみついてくる、そしてまるで溶かされてし
まうのではないかと思う程に熱く止めど無く溢れ出る愛液、その全てが男を至福の中
に引きずりこんでいった。

グチュッ......ジュプッ......ズッチュッ......ズチュッ......グチュチュッ......ジュプッ...
...ジュップッ......ズチュッ......ズプッ......ズププッ............ジュップッ

荒い息を吐きながら男は憑かれたように腰を前後に振り続ける。
もはやそのデビルサイダーの頭には何も無かった、ただ体が求めるままに............
流璃子を貪り続けていた。

「あっ......ああん......はああっ.........あっ......あああっ......はっ......あっあああっ」

なんという皮肉な事であろうか、幽体は最も愛する男性を救うべく飛び立っていった
というのに、その肉体は無意識の内とはいえ最下等のデビルサイダーの劣情のはけ口
にされているのである。

男の腰が勢い良く突き出される度に流璃子の肢体は淫らな舞いを舞う、乳房は重力に
逆らい激しく上下にたわみ、体中から吹き出た汗が四方に飛び散る、汗で髪の毛を何
本も張り付かせた顔は苦悶とも悦楽ともとれる表情を浮かべ、その口からはペニスの
先端で内臓の奥を突かれる度に普段からは想像もできない程の淫声をあげる。

グチュッ グチュッ グッチュッ ズチュッ ヂュッヂュッヂュッヂュッ

男の動きが前にも増して早まっていく、いよいよ流璃子が真に汚される時が来たので
ある。

次の瞬間

流璃子の中の肉棒が急激にふくれあがった。

「うああっ.................................あっ.........あっ.............................................
......あああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

ドピュルッ.........ビュビュッ.........ビュルルルルルルルルッ

まさにそれは「弾けた」という表現こそ正しいだろう。
流璃子の膣内に放出されたデビルサイダーの子種はすさまじい量であった、しかも最
初の噴出後もペニスの先端からはビュルビュルッと精液がほとばしり、流璃子の中に
注ぎこまれていったのである。
たちまち流璃子の子宮はその白濁の液体によって満たされ、それは膜の中に染み込ん
でいく、さらに奥へと流れこんでいった精液は流璃子の卵巣にまで達していた。

十天闘神の一人弥勒菩薩の化身、神と魔王の血を引くゴッドサイダー、今の彼女にとっ
てそのような呼称はあまりにも空しいだけであった。
幽体が抜け出し何をされようとも決して目覚める事も、なんら抵抗を示す事もできな
い哀れな肉人形、流璃子という名の生けるダッチワイフ、今の彼女を表わすにはその
ような呼称以外に当てはまる言葉は存在しなかった。

流璃子は汚された.........たとえ意識が無い状態で、後の記憶には残らないとしてもそ
れはまぎれもない事実である。

男は余韻に浸りながら全く萎えていないペニスでしばらく流璃子の膣内をかき回して
いたが、しばらくしてようやくペニスを引き抜いた、同時に子宮内におさまり切らな
かった精液がボドドッと音をたてて床にぶちまけられる。
男は先程以上にぐったりして息も絶え絶えの流璃子の顔を起こすと再びその唇を奪っ
た。

流璃子の幽体は今だ帰って来る気配はなかった..................。

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