BRさん

題名:「あんなに一緒だったのに」

第2話「Always」

流璃子は両手を拘束されたままの智子の前に立ち、
その容姿を値踏みするように視線で全身を嘗め回す。
「ぱっと見、美人だけど、こうやってじっくり見ると意外と大したこと無いのね。でも!」
「うっ!」
圧倒的な優位に流璃子は智子に冷ややかな笑みを向けながら、
豊満な智子の胸の谷間に指を差し入れ、ひびだらけの鎧を引っ剥がすと、
何の断りも入れず乳房に手を伸ばし、爪を立てて乱暴に掴んだ。
「ここは随分立派なものを持っているじゃない。
このバカみたいにデカくてスケベなオッパイで霊気を誑かしたんでしょう。
ほら! 何とか言いなさい淫乱な泥棒猫!」
掻き毟るかのように智子の乳房を揉みしだく流璃子の手に力が更に篭る。
別次元でどんなことがあったのか智子に全てを知る術はないが、
初めて会った女性にここまでされて大人しくしている程、寛容でも気が弱くもない。
「手を離して!」
智子は卑劣な陵辱者と化した流璃子の脇腹を狙い膝蹴りを繰り出す。
「!?」
しかし、その攻撃はヒットする寸前に大きな力によって止められ、
智子は予期せぬ異変に自分の右足へ目をやった。
『何これ?』
そこには数秒前まであった筈のプロテクターが消え失せ、
代わりに流璃子のものと同じデザインで色違いの赤いハイヒールと
足首に赤い皮製のベルトが付けられており、
それらによって智子の足は空中に固定されていたのだ。
「ホホホホ、流璃子さん、貴方を守ろうとその女に足枷を付けさせて貰ったのですが、
どうやら、要らぬお世話だったようですね。」
「いえ、私がしたハイヒールの拘束は完全にベルゼバブ様の後でした。
もし、手助けを頂けなかったら、
不覚にもこのスベタの蹴りを貰っていたかもしれません。ありがとうございます。」
局地結界による拘束と物質の変換練成、
この2つを同時に、それも平然に行ったベルゼバブと流璃子に
智子は不快な汗が背中を流れていくのを感じる。
『こんな化け物達、まともに戦っても相手になるか分からないのに、今のこの状態じゃ...』
格の違いをまざまざと見せられ怯えを隠し切れていない智子の姿に流璃子は愉しそうに、
乳房に食い込ませていた指を滑らせてその頂点に集め、軽く摘む。
「ァッ!」
「手癖も悪ければ、足癖も悪いのね。フフフ、泥棒猫にはピッタリの格好よ。」
流璃子の侵略の指は止まることなく、甘噛みするように智子の敏感な乳首を弄び、
屈辱の快楽を与えていく。
「アハッ! もう勃ってきた。こんなにコリコリさせちゃって恥ずかしくないの?」
「ぅう... 悪魔に屈したアンタなんかに言われたくないわ...。」
「貴方こそビンビンの乳首で偉そうなこと仰らないで頂けます?」
流璃子は指先で丹念に転がし限界まで膨らませた乳首を強く摘み、捩じ上げた。
「イッ! はぐぅぅぅぅぅ~~!  あっあっあああああ゛!」
激しい衝撃に智子は獣のような悲鳴を上げながら体を震わせ、
悔しさと痛みに目尻が涙で滲んでいく。
『このまま、こんな奴らに食い物にされるのだけは我慢できない。』
勝ち目などなかった。
それでも、せめて一矢報いたいと智子は残された左足に全神経を集中する。
『もう反撃など出来ないと油断している筈。』
智子は流璃子の意識が自分の苦しむ顔や捻れた乳首へ集まり、
それらを更に惨めに変えるため陵辱の手を強めようとするのを待った。
そして、その時は程なくして訪れる。
『今だ!』
絶妙のタイミングだった。
だが、智子のつま先が床から僅か数センチ離れた所で、
左足のプロテクターも赤いハイヒールに変えられてしまう。
「アハハハ! 残念でした。」
四肢全ての自由を奪われた今、智子に陵辱者の魔の手から身を守る術はもう何もない。
一時も乳首を嬲る手を止めようとしない流璃子に心と体は深い敗北感と絶望に蝕まれ、
そして、ついには口惜しさに堪え切れず、智子は哀れな涙を床に落とし始める。
「うっ...うぅっ...ひっく...」
「あらあら、乳首弄られただけで泣き出しちゃうなんて。
他のゴッドサイダーや人々を導くべき十天闘神ともあろう者が恥ずかしくないの?」
流璃子は先ほど自分が揶揄された言葉を真似て智子を嘲り罵る。
智子の心は悔しさで一杯になり、このような敵に弱さなど見せたくなかったが、
智子はこれまで敵の手に墜ちたことなどなく、
また、女性から陵辱を受けることも初めてであり、
それ以前に、智子が体を許したのは霊輝だけだったのだ。
『どうして、私がこんな目に』
霊輝への愛までも汚されるような悔しさに智子は消えかけた反抗心を燃え上がらせる。
「...この借りは、」
「いつか返すとでも言うつもりなのかしら? 
本当に返せると思っているの、今の貴方が?
乳首を勃たせること位しか出来ない無様な貴方が?」
だが、智子の想いは空しく、怒りを顕にした流璃子に智子の乳首は
本当に千切れそうな程強く捻じり上げられてしまう。
「ひぎぃぃぃ~~!」
「少し痛い目に合った方が良いみたいね。」
流璃子はそう言って摘んでいた智子の乳首を指で弾き、
続けざまに固く握った拳を後ろに引く。
「ぃやぁ! ハグゥフゥゥゥゥ~~~!!」
一閃。瘴気を帯びた流璃子の拳がいとも容易く智子の鎧を粉々に砕き、
下腹部に深く突き刺さる。
子宮にまで及ぶ激しい痛みに、智子は殴れた場所を手で抑え、
見っとも無く床の上をのた打ち回りたかったが、
体の自由をほとんど奪われた今、そんなことすらも出来ず、
出来得る限り身を捩って少しでも苦しさを紛らわせるしかなかった。
「ぅぅぅ... 一思いに殺しなさい...。」
「嫌よ。」
流璃子の凶行を止まらず、智子の要求を一言で切り捨て、
今度は智子の胸の谷間に手をかざし、智子の心臓に瘴気を流し込んでいく。
「キャアアアアァァァァァ! うひぃぃぃ! あぁ!あうぁぁぁぁぁ!」
血液に乗って全身を駆け巡る瘴気に智子は断末魔のような悲鳴を上げて牢を揺らす。
霊的な防御加工を施されていない鎖が砕け、智子の体が前のめりに倒れてくると、
流璃子は瘴気の放出を止め、赤いハイヒールに掛けた結界も解いた。
「はふぅ... ああっ! ぅっうぐぅぅ...」
「素敵な姿ね。」
更に、流璃子は尻を上げて床に倒れ伏し失神寸前になっている智子の髪を掴んで
顔を自分に向けさせる。
「素直に命乞いをしていたら少し位手加減してあげたのに。ウフッ!」
声は聞こえていても、智子に返答する体力と気力は無かった。
「今の貴方には、もう必要はないと思うけど、念のため。」
智子の腕を守る天使の羽を模した飾りの付いたプロテクターは、
その目の前で無惨に消え、代わりに赤いエナメルのバンドが、
智子の両手首・二の腕・太もも・首に付けられる。
「これで貴方を守る鎧は、あと、その仰々しい額当てと股間を覆う鉄クズを残すのみね。
分かっていると思うけど、その赤いバンドはハイヒールと同じ物よ。」
「ぁぅぅ...」
流璃子の結界拘束能力の高さは、すでに身に染みる程思い知らされている、
『それが足だけでなく、これではもう...』
流璃子がその気になれば、いつでも智子を操り人形に出来ることを意味していた。
「さあ、こっちにいらっしゃい。」
流璃子は冷酷に表情を緩ませて、智子の髪を掴んだまま踵をひるがえし、
ベルゼバブの待つ牢の中央へと向かう。
衰弱しきった智子は、結界によって体の自由を奪われている訳でもないのに、
流璃子の手を振りほどくことをおろか、立ち上がることも出来ず、
引かれるまま犬猫のように四つん這いで流璃子の後に続くしかなかった。

智子はベルゼバブの足元まで連れてこられるが、流璃子ともベルゼバブとも目を合わさず、
四つん這いになったまま、力なく頭を垂らしていた。
「黙ってないで早く挨拶した方が良いわよ。
貴方の命はベルゼバブ様の御心一つなんだから。
ご主人様になって貰えるようしっかりと媚を売ることね。」
屈辱しか感じない流璃子の忠告。
しかし、それ以上に智子の顔を塞がせるのは間近に来たことによって
更に思い知ることになったベルゼバブの瘴気の強大さであった。
『こんな化け物が存在にするの? 全く勝てる気がしない。』
ただ見下ろされているだけで、押し潰されそうになり声が出せない。
「あらあら、可哀相に震えちゃって。
顔も上げられないみたいだから、私が手助けしてあげるわ。」
流璃子のその言葉を合図に、智子の両手首と二の腕に付けられた赤いバンドが僅かに光り、
その結界拘束能力によって智子の腕を水平に広げさせ、更にそのまま体を持ち上げていく。
長身のベルゼバブと目の高さが同じになるまで吊り上げられた智子は、
丁度、十字架に磔られたかのように空中で晒し者にされた。
「ホッホッホッホッ! ゴッドサイダーの貴方にはお似合いの格好ですね。」
「ぁぅぅ...」
股間に僅かなプロテクターを残すのみで身を守る物も術もない智子の心は、
神に仕える者として知りたくなかった悪魔への恐怖と敗北感で満たされ、
弱々しい視線を下方に沈めさせる。
「言いたいことがありましたら、今なら聞いて差し上げますよ。」
そして、更に智子は、秘所の周りのほんの僅かな部分しか
プロテクターによって身を守れていない心細さと、
凄まじい瘴気とは対照的な穏やかなベルゼバブの呼びかけに
悪魔側に組した流璃子を叱責した者が言ってはならない台詞を漏らしてしまうのだった。
「お願いします... 命だけは...命だけはお助け下さい。」
自らの心の弱さを恥じる気持ちもあったが、それ以上にこの地獄から逃れたかった。
「クスッ。構いませんよ。」
ベルゼバブはあっさりと智子の願いを聞き入れるが、それが新たな地獄の始まりとなる。
「その代わり、私達を愉しませることが出来たらね。」
「と言う訳で、たっぷり遊びましょう。智子さん。」
伏せた智子の顔を覗き込みながら流璃子がベルゼバブの代わりに前に立つ。
「さっきは私に偉そうなこと言ってくれたけど、今の貴方と私どちらが無様かしら?」
「そのことは謝るから、お願い...許して...。」
「ウフフフ、痛くしないから大丈夫よ。」
流璃子は断わりもなく、智子のムッチリとした太股の間に両手を差し入れる。
「いやっ!」
弱った体で智子は足に力を込め必死に抗うが、その努力は空しく、
智子の足はガニ股に大きく開かされ、
しかも、結界拘束により重力や智子の意思を無視して空中に固定されてしまう。
「本当に良い姿ね。」
180度近くまで股を開かされたことにより更に小ささを強調された
最後のプロテクターに流璃子の指が掛かる。
「ダメ! お願いそれを外さないでぇ! イヤァァァ!」
股間に残された神の使徒である証とも言えるプロテクターは、
流璃子の妖しい微笑のもと、ボロ布のように容易く剥がされていく。
「これが霊気をタラシ込んだ腐れマ○コね。
それにしても随分とポッテリとしたモリ○ンだこと。」
自分でも気にしている体の特徴まで言われ、口惜しさに智子の顔が赤く染まる。
「嫌ぁ、お願いそんなジロジロ見ないでぇ。許してぇぇ...」
「恥ずかしいのは、見た目だけではないでしょう?」
ベルゼバブの言葉に智子はハッとする。
智子は霊輝と愛を確かめ合った後、シャワーすらも浴びぬままの状態で、
この場に連れて来られたのだ。
そう、情事の痕跡を女芯に残したまま数日の時間が過ぎていたのだ。
「ひぃやぁぁぁ! だめぇぇぇぇえええ!」
智子の哀れな悲鳴が地下牢はおろか、そこに続く回廊までも疾走するが、
その声の主に差し伸べられる救いの手はなく、空中に吊られた体を後ろに傾けられ、
恥ずかしい丘を突き出すような無惨な格好を取らされる。
流璃子は黒い手袋で飾られた指を智子の秘唇に沿わせ、肉厚の口を開かせた。
「淫乱マ○コにピッタリの恥ずかしい匂い。頭がクラクラするわ。」
同性の敵から浴びせられる屈辱的すぎる仕打ちと言葉に、
智子は不自由な体を震わせて嗚咽を漏らすことしか出来ない。
「貴方のマ○コなんかに口を付けたくないけど、
貴方の中に残った霊気を全て吸い取らせて貰うわよ。」
流璃子は智子のぷっくらとした股間を全て覆い尽くすかのように、
大きく口を開けてむしゃぶりつき、先を細く尖らせた舌で陰唇のナカを嘗め回した。
「はうぅぅぅ! いやぁぁぁぁぁ! うひぃぃぃぃ~~~!」
「こんな目に合わされているのに、感じてんじゃないわよ。
貴方のマン汁なんて口に含みたくないんだから、あんまり濡らさないでくれない?」
智子だって好きで淫水を溢れさせている訳ではない。
ずりゅずりゅと卑猥な音を立てて、女の分身をすする流璃子を、
智子は敵対心を剥き出しにして睨み付ける。
「何よ、その目。霊気に少し愛されたからって調子に乗らないでよね!」
流璃子は智子の股から口を離し、代わりに右手の人差し指と中指を乱暴に挿し入れて、
よがり汁を掻き出しながら激しくまさぐり回した。
「いぎぃぃぃ! あぁ! だめ! ふむぅぅぅぅぅ! お願ぃぃい!
痛くしないでぇぇ! ナカが傷ついちゃぅぅぅぅ!」
「私が貴方の願いを聞くと思う? フフフ。」
智子を完全に支配化に置いたことに流璃子は益々気を良くして、
智子の秘壷から垂れた密を左手の指先で掬い、
挑発的にそれを舐め取り濡れた黒い手袋を吸う。
「やらしい味。」
流璃子の遠慮も気遣いもない苛烈な責めに智子の悲鳴を上げ続けるしかなかった。

「うっうっ... ひっく...」
一旦、陵辱から解放された智子は無様に開いた花弁を晒したまま、ただ泣き濡れていた。
「なんだかんだ言っても、こんな恥ずかしい液垂らして、結構愉しんでいたのかしら?」
快楽なんて感じなかった。
体のほんの一部分への痛みだったが、ジンジンと響くような痛みは、
智子の自尊心の全てを打ち砕き、受け止め切れない程大きな敗北感と悔しさを覚えさせた。
「流石に泥棒猫も、少しは懲りたようね。フフフッ、ねぇ、智子さん?
霊気から身を引いて金輪際目の前に現れないと誓えば、これで許して上げても良いわよ。」
確かに、早くこの地獄から逃れたいと願っていたが、
それが霊輝と引き換えであれば、考える余地も無いことである。
「貴方だけには... 絶対に霊輝は渡さないわ!」
智子の返答に流璃子が怒りを顕にして再び陵辱の手を向けるのを遮るように、
ベルゼバブの高笑いが響く。
「ホッホッホッホッホッ! 流璃子、貴方ほどではないですが、
この子もなかなか可愛いこと言うじゃないですか。」
ベルゼバブは流璃子の体を後ろから抱き、
唇で流璃子の可憐な耳を優しくついばみながら、言葉を続ける。
「私も少しこの子に興味が出てきましたよ。
流璃子、私の魔力を貸しますので、あの術をこの子に掛けて差し上げなさい。」
「はい。」
黒い手袋によって妖艶さを醸し出す流璃子の手が智子の股間に伸び、
細い指先が何かを探すように恥丘を滑り、淫核の数センチ上の所で止まる。
「ここです。」
「それでは、行きますよ。流璃子」
ベルゼバブの瘴気が流璃子の耳から腕を流れ、指先に集まっていく。
「悪しき王よ! 血肉の宴・摂理・羽ばたき・略奪者の名を冠するものよ!
空虚と混沌! 深遠なる夜に月へと歩みを進めろ! 魔導の六十九、闇角!」
眉間に力が込められた流璃子の声と共に、
流璃子の指が示した場所から黒い光が発せられる。

光が収まり自分の股間に目をやった瞬間、智子は驚愕に表情を固まらせる。
「そんな... 嘘でしょ...」
そこには男性にあるべき物が女性である智子の体にそそり立っていたのだ。
陰茎を生えさせられた智子は幻術を見せられているのではないかと自らの目を疑うが、
「マ○コもデカイだけあって、随分と立派じゃない。」
その裏筋を根元から先端に向けてなぞり上げる流璃子の指が、
それが悪夢などでなく、悲惨な現実であることを思い知らす。
「こんなの酷い! お願い、元に戻して!」
「折角ふたなりにしたのに、直す訳ないでしょう?
フフフ、これじゃあ、もう霊気の前で裸を見せられないわね。」
鈴口に指を当て、まだ皮が剥けきれていない智子の張りを弄びながら、
無惨な姿となった智子をからかった。
「お願いします。後生ですから、許してぇ?」
「諦めて、男性の悦びを愉しみなさい。」
先を細めた流璃子の舌が智子の亀頭と皮の間を滑り込むように嬲り尽くしていく。
「はふぅ! 何この感覚。だめ! 腰までおかしくなりそう。はぁぁぁん」
狙った通りの反応を示す智子に、流璃子はくすりと笑い、秘根の先端を口に含む。
「何をするの? お願い、やめてぇ! アアッ!」
智子の分身を唇できつく咥えた流璃子の頭が僅か5センチ下がった瞬間、
仄かな快楽を伴う未知の痛みが智子の体を走り、顎を高く突き上げさせた。
「んっんぷっ、包茎チ○ポをお口で剥いて上げたんだから、感謝してよね。」
流璃子はカリを露出させたばかりの刺激に不慣れな智子の一物を、
まるでアイスキャンディーでも食べるかのように嬉々と舐め回す。
「うひぃぃ~~! も、もう許して! お願いっ! 激しくしないでぇぇ!」
むず痒く痺れるような衝撃が脳まで響き、流璃子の舌の動き1つ1つに、
智子は目の端から涙を零し哀れな啼き声を上げるしかなかった。
「あら、こんなのまだまだ序の口よ。本当に泣くのはこれからよ。」
流璃子はそう言うと、今度は舌だけでなく口全体を使い、
吸ったり締め付けたりして、圧倒的な性技で智子の肉棒を犯し始める。
「あっああっ! うぅぅ! ひぃぃぃん! らめっ! おかしくなるぅ! すごいぃ!
さっきまでと全然違うぅん! なんなの、これぇ! ああああん!」
智子も霊輝のモノを口で愛したことはあったが、
流璃子のフェラチオは自分のそれとは明らかに違っていた。
智子は自分の程度の低さを思い知らされ、
その差は、霊輝は自分に満足してくれていたのでなく、
ただ単に我慢していただけではないのかとさえ思わせる程であった。
流璃子に翻弄される智子の体と心は快感と共に敗北感に蝕まれていく。
「あひぃぃ! いやぁぁ! そんなにしないで、はぅぅ!
らめぇ~! 来る! 何かくるぅ! きちゃうぅぅ~~~!」
智子は肉楽の頂へ昇りつめていくが、そこに到達する寸前、ふいに蹂躙の手が止まる。

「あっ...」
恋敵の女性にこのような姿に変えられた上、気をやらされるという、
絶対に知りたくないと願う恥辱を逃れ、
真意が分からないままも智子は乱れた呼吸の中、安堵に胸を撫で下ろす。
「この位でイキそうになるなんて、随分と早漏なのね。」
ほぼ完全な勝利と支配権を得た流璃子は、自分が限界まで猛らせたモノと智子の顔を
交互に見ながら本来に男性に言うべき言葉で智子を小馬鹿にする。
僅か数分前までは無かったものを嘲る流璃子の意地の悪さに智子は憤りを感じるが、
今、気に掛けるべきことはそれではなかった。
「...どうして、途中で止めたの?」
智子の質問に、流璃子は一呼吸置くために作為的に緩やかな瞬きをしてから、
智子の瞳を見つめて答える。
「どうしてって、貴方だって、どうせイクなら気持ち良い方がいいでしょう?」
そして、智子が身を捩ることさえ出来ないのを良いことに、
ゆっくりと黒い手袋で飾られた右手を智子の淫根へ伸ばし、
更に左手の指を2本秘唇の中に差し入れていく。
流璃子は智子の男と女の2つの性を同時に蹂躙するつもりなのだ。
「イヤァァァ! お願い、ヤメテェェェエエ!」
想像を超えた恐怖に智子は体を仔鹿のように震わせる。
「それじゃあ、たっぷりと焦らしてからイカして上げるわね。」
流璃子は唇を智子の恥棒の裏筋に這わせ、更にその根元にある淫核にキスをすると、
究極とも言える快楽で智子を翻弄していくのだった。

「はぁぁぁん! だめぇ! お願い止めてぇ! すごすぎるぅ! はぅぅ!!
許してぇ! おかしくなるぅ! 本当に気が狂うぅぅ~! あひぃぃぃぃ!」
熱気が増した牢の中を、智子の懇願と悲鳴、
そして、恥ずかしい肉の音が絶え間もなく哀れに響き続ける。
「ほら、もう限界なんでしょう。イキたいなら、素直にイキたいってお願いしなさい。
そしたら、最高の惨めな快楽を与えてあげる。」
流璃子の言葉通り、その気になれば、その数秒後には
絶頂を迎えさせられる程の高い肉欲の海を、智子はもう数十分も泳がされていたのだ。
『イキたい...。でも、この女にはイカされたない...。苦しい。お願い、霊輝助けてぇ!』
緩急を心得た巧みな流璃子の責めにより、あと一歩の所で快楽の逃げ道を与えられず、
許容量を超えた昂ぶりをカラダの内に溜めさせられた智子の口の端からは
泡混じりの涎が垂れ、全身から噴き出した汗はてらてらと火の灯りを反射させる。
赤いバンドとハイヒールの結界拘束によって見られたくない部分も全て晒し、
空中で悶えるその姿を形容するのは、無惨という言葉しかなかった。
「ウフッ! すごい顔。私がいないから得た座とはいえ、
こんな醜い顔のまま霊気の伴侶として死なれても困るから、いい加減イカせて上げる。
感謝なさい。」
「イヤァァ! やめてぇ! そんなことして欲しくない!
お願いっ! お願いだから、これ以上しないでっ! もう許してぇぇぇぇ!」
狂乱したように慌てる智子を流璃子は鼻で笑い、
その吐息を獲物の敏感なオンナのコへ掛けると、持てる技術の全て使い、
Gスポット・クリト○ス・陰茎の裏筋を同時に激しく責め立てていった。
「ヒィィン! アアッ! はひゅん! ふぎぃぃぃ~~!」

これまでとは比べ物にならない肉悦の三重奏は
ずっと焦らされ続けた智子のメスとオスの敏感な部分だけでなく体中や思考の中まで灼き、
燃え上がったカラダが更に大きな爆発を起した。
「ヒィヒィィヒヤァァ~~~~!!」
心臓が破裂したのかと錯覚する程の快楽の頂きに、智子は白目の剥いた頭を仰け反らせ、
ビュクビュクとまるで噴水のように精液を無惨に飛び散らせていく。

「アハハハ! 見てるこっちが恥ずかしくなるようなイキっぷりね。
あっ! そうそう、言い忘れていたけど、チ○ポから出ているそれ、
アンタの恥ずかしい汁や小水から作られた擬似精液だから、その腐れマ○コに掛かっても、
妊娠することはないから安心なさい。
まあ、その様子だと例え聞こえていても、頭が理解出来ないでしょうけど。
ほら、貴重な初絞りよ。折角だから貴方も味わいなさい。」
冷たい笑みを浮かべた流璃子は智子の淫根を操って白濁液が智子の顔に掛かるようにする。
女と男2つのオルガスムスによって与えられる快楽は
智子の肉体と精神の耐性限度を凌駕し、
絶頂の余韻の小さい爆発が起こる度に智子は浮かび上げさせられた体を痙攣させながら、
悲鳴と喘ぎが入り混じった情けない声を上げるだけで、
思考も触覚以外の五感も機能していなかった。

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