彊良さん

題名:性器末救世主伝説 淫欲の国

第2話

「クエックエッ!ギョギョ!ゲゲゲゲ!よ・・・よくも、父ちゃんを見殺しにしたね!!」
「ハ・・・ハルパス!!」「すこし痛い目をみるんですね、水魔ブロケル、いや、流璃子さん!」
流璃子の骸骨製のブラジャーやパンティーは、ハルパス100匹の鉤爪で、いとも簡単に砕かれていった。無数のグロテスクな触手に自由を奪われ、全裸で吊るされる哀れな流璃子。
しかし、デビルサイダーには情けというものが微塵もない。少し開脚ぎみに縛られた流璃子の脚を、ハルパスやその他のデビルサイダー達が180°以上も広げていく。デビルサイダーの極太のペニスにあっけなく処女を奪われる流璃子。「ひいいイイ~!お許しを~!ベルゼバブ様~!!」

ここは、亜熱帯植物オママンコがうっそうと生い茂る森の中。
「・・・さん、流璃子さん!!」

「きゃああアァ~~ッ!!」薄衣を身に付けた流璃子が飛び起きた。横には、ノーパン、ノーブラの鶚が心配そうに見つめている。
「あなた、淫欲の国に着いてから、3日3晩、うなされっ放しよ!冥界逆葬送でよっぽど消耗していたのね!私も、3000年前に周王朝の軍隊に捕らえられ、桃源郷で式を挙げる予定だった婚約者の彊良の眼前で1000人の兵士に次々と犯される悪夢で、目がさめたのよ!2人とも危くオママンゴの匂いに魂を吸い取られて絶命するところだったわ。一匹も淫魔騎馬団を倒さずに死んだらシャレにならないわ!この国でイクことは死を意味するの。それにしても、ゴッドサイダーになってからずっと忘れていたはずの悪夢がなぜ?この国には、何かとてつもない恐怖を感じるわ!急ぎましょう!」「鶚、お願い、あと5分だけ休憩させて!」「わかったわ。私、この国の様子を少し調べるから、この木の下で待っててね」
そういうと、鶚は呪文を唱え始めた。
「多・魔・破・満・主・唸・礼・鞆(た・ま・は・みつ・ぬし・はん・れ・とも」「聯(れん)!!」
叫んだ瞬間、鶚の体が光り、一瞬のうちに姿が消えていた。
「・・・?何かしら。このキノコ!?」流璃子は地面から生えている、キノコに顔を近づけてマジマジと見つめていた。
「!!!」突然、キノコが動いた様に見えた、と思った瞬間、何者かが流璃子の体に巻き付いていった。

一方その頃、鶚は流璃子が待っている亜熱帯植物オママンコの枝の上でこの国の全貌を眺めていた。呪文を使ったせいで鶚のチャイナドレスは粉々にちぎれる飛び、全裸になっていた。
「なるほど。こっちが西ね!遥か西に巨大な居城が見える。オマ○コ形の魔方陣の様に生えた亜熱帯植物オママンコから発生する強烈なフェロモンの匂いで、この国の上空には結界が張られている。跳んで一気に居城に攻め込むのは、無理な様ね。徒歩で行きましょう。
聞いてる?流璃子さん!?」木の下にいる流璃子に声を掛けようとした瞬間、「きゃああアア~~!!」と流璃子の悲鳴が森中に鳴り響いた。驚いた鶚が、危うく木から落ちそうになったが、膣を締めるように腰に力を入れて何とか踏ん張った。

グロテスクな蛇の様な魔物に流璃子の体がギリギリと締め上げらる度に、流璃子が苦悶の喘ぎ声を上げている。
「土に埋もれて昼寝中の俺様のチ○ポを舐めた報い、たっぷりと味わわせてやろう!!」
「お、お前は鳴蛇!?死んだはずじゃあ・・・!?」声の主の方を蛇が見上げた。鶚の剛毛に覆われた潤んだオマ○コが蛇の好色な目に飛び込んで来た。「鳴蛇?何のことかな!?俺様は偉大なる淫魔王様の忠実なるしもべ、ジャミラス様だ!!ほほう、もう一人いたとはな。シュシュ~!シャー!ちょうど、女体に飢えていたところだ!二人とも犯しまくって、食い殺してやるううウゥ~~!!」ジャミラスが舌舐めずりをしながら叫んだ。
「覇亜あアァ~~!!」鶚が目を閉じ、気合を込めると、鶚の体を赤い霧が包み込んだ。鶚の真紅の乳首にマッチした霧が体に密着したと思った瞬間、鶚はフクロウの毛皮に包まれた戦士に変身していた。胸の部分の金属の膨らみが眩しい。無論、この金属の中も、ノーブラであることはいうまでもない。
「ジャミラス!おまえは決して私を殺せはしない!!猛禽変化!!」フクロウの化身となった鶚が木から飛び降り、流璃子を一切傷つけることなく、ジャミラスを頭から一刀両断にしていた。「蛇の天敵はフクロウなのよ。ジャミラス!」ビクン、ビクンとジャミラスが痙攣する度に巻付かれた流璃子がイキそうな表情をしている。
「ジュブ、ジュバ、ま、まさか、おまえ達はゴッドサイダー!?それを先に言って・・・」「けろーーーっッ!!!」断末魔の悲鳴と同時にジャミラスの体が吹き飛び、流璃子の白く美しい裸体が曝け出された。巻付かれた時に薄衣が破れたのか、全裸になっている。
「ふう~っ。危うく流璃子がイクところだったわ!!」鶚が流璃子の裸体を抱きかかえながら、呟いた。その一部始終を小さなトカゲが目撃していることを2人は知る由もなかった。

「ニョロニョロ!淫魔王さま。ご報告です。たった今、ジャミラスが倒されました。」
「リザードン、報告ご苦労。ゴッドサイダーか。なかなかやりおるわ!だが、ジャミラスは我が部下でも一番の下っ端!!こうなることは、予想しておった。ゴンズに出撃命令だ!!」「ハハ~~ッ!!御意に!!!」


        つづく
次回、更に2人を待ち構える淫欲の罠とは!?お楽しみに!!

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