題名:「続・欲望の部屋」

-前編-

アメリカ合衆国における悪魔側の人間の本拠地「迷路帝都(ラビリントス)」の地下三千メートルにある牢獄。
その牢獄の最深部にこの部屋は存在する。
漆黒の重圧な扉に閉ざされたこの部屋は、裏切り者の悪魔側の人間...、それも女の悪魔側の人間の再教育のための施設である。
悪魔側の人間の何たるかをその身体に教え込む、その過激な教育方法から、この部屋では女の悲鳴の絶えることはないという...。
今日もまた、一人の女がこの部屋に送りこまれた。
この狂気が支配する「欲望の部屋」に...。

部下のデビルサイダー達の歓喜の声が聞こえる、歓喜というより狂喜に近い声だ。
今回帝王ベルゼバブが連れてきた女は、余程いい女であるらしい。
資料によれば「水魔ブロケル」、水を自在に操る能力を持つデビルサイダー。
炎魔獣ハルパスを見殺しにした上、虚偽の報告をし保身を謀った...か、なるほど教育のし甲斐がありそうだ。
しかし部下達の狂乱振りはいつもにも増して激しい、女の喘ぎ声がここまで届いてくる。
「あッ、あッ...、ハァ、ハァッ!!ああああぁぁぁーーーーーーーッ!!」
部下達の責めに耐え切れず、ブロケルは絶頂を迎えたとみえる、いや絶頂を迎えさせられた、というべきか。
望まぬ相手に弄ばれ、心ならずも身体は正直に反応してしまう...、屈辱の極みと言えるかもしれない。
彼女はいま正に絶望の淵にいる、というわけだ。
さて...、どうやら、そろそろ私の出番のようだな。

部下達の責めに力尽きて倒れているブロケル、その美しい姿に私の目は釘付けとなる。
...いい女だ。
極上、至高、いかなる言葉を用いても、彼女を美しさを表すには足りないと思われる。
私の中に、部下達に好きなようにやらせたことへの後悔がちらりとよぎる。そう独占欲というものだ。
私の役目は教育を施すことであり、自らの欲望のままに女を貪ることではない。
だがその役目を忘れさせるほど、この女は美しかったのだ。
ん?口元に粘液が付着しているな、欲望を抑えきれずフェラチオを強要した部下がいるようだ。
挿入行為以外のあらゆる行為を認めているとはいえ、これは少々やり過ぎかもしれない。後で一言注意をしておくとしようか。
私は口元の粘液をぬぐい、その顔を撫で、髪を撫でた。
「ン...」その愛らしい口元から小声が漏れる。
さらに私は肩に手を回し、彼女を抱き起こした。形のいい胸がぷるんと揺れ、その様は私の目を十分に楽しませてくれる。
そのやわらかい乳房にも手を回す、揉むのではなくあくまでもソフトに撫でるだけだが。
「あ...ハァ...」彼女の口元から再び声が漏れる。先ほどからの責めのため、感覚が過敏になっているのだろうか。
まだ意識を取り戻すには至っていないが、身体は刺激に対して反応を起こしていた。その声もまた私を興奮させる。
今まで何人という女性に教育を施してきたが、ここまで私を興奮させる女性は初めてだ。
彼女の身体を抱き上げ、背後に控える副官に声をかける。
『浴室の準備は整っているな?』
「ハッ、準備万端怠りありません。」
私はその答えに頷き、浴室へとブロケルを運ぶ。
「しかし、大丈夫でしょうか?その女は水魔と呼ばれたデビルサイダー、水を与えることは力を取り戻させることになるのでは?」
私の信頼する副官は、いつも適切な助言をしてくる。だが、
『案ずる事はない、何もな。』
水が彼女に力を与えるというのであれば、それはむしろ好都合。今は彼女には体力を取り戻して貰う必要があるのだ。
私の役目は彼女に苦痛や屈辱を与えることではない、彼女に快楽を与え欲望に目覚めさせることにある。
本来、我々悪魔側の人間は欲望に対して忠実であるべきなのだ。
人間界にはびこる倫理や禁忌のために、人はその欲望を抑え込められている。
それも神側の人間が一方的に定めた倫理や禁忌のために、である。
その教えが蔓延しているために、自らの欲望を素直に満たすことに罪悪感を覚える者が数多存在する。
だが、我々悪魔側の人間がそんなものに縛られる必要などない。
より大きな快楽を得るために一時的に自らに節制をかけるのはよい、だが欲望そのものを封じるなど愚の骨頂。
その事を身体に教え、欲望を素直に解放させてやるのが私の役目。
そのためには彼女の心の箍(たが)を外せるくらい強烈な快楽を与える必要がある、
私がまず部下達を使って彼女に苦痛と屈辱を与えたのもそのため。つまり飴と鞭、というわけだ。
もう彼女は十分すぎるほど鞭を受けてきた、これからは私がたっぷりと飴を与えてやることにしよう。
彼女を真の欲望に目覚めさせるために...。

髑髏の口から大量の温水が浴槽に注がれ、ゴポゴポと心地よい音を立てている。
ここは私の自慢の浴場、そして教育の場でもある。私はブロケルを抱きかかえたまま、温かい湯船へと身を沈めていった。
まず彼女の身体についた穢れを洗い落とし、その身を浄化する必要があるからだ。
「ン...ハァ...」ブロケルは、私の腕の中で気持ちよさそうな声を上げる。
しかし見れば見るほど不思議な娘だ。少女としての清楚さと初々しさ、女性としての妖艶さと色気を備えている。
彼女の身体に手を回し穢れを落としつつ、私はそう考えていた。
「アァ...ン、アンッ」
私の手が彼女の乳房に触れた時、今までよりも大きな声を上げ彼女は気を取り戻した。
「...こ、ここは?」
瞬時に状況を理解できないようで、彼女はうつろな目で辺りを眺める。
『気がついたようだね、何も心配はいらない。私にその身を委ねていればいい。』
「...!イ、イヤァ!!」当然のように彼女は抵抗を示した。
だが、こういった反応はすでに私の予測の範囲内である、彼女の顔に手を回し声をかける。
『落ち着いて、私はキミの敵ではない。』
「え...?でも、私は...」
ブロケルは、今一度辺りを見回し状況を確認する、そして自分が一糸まとわぬ姿であることに気がついた。
そして彼女を抱きかかえている私も、彼女と同様に裸である。
「あ...あぁ...、イヤッ!」
再び彼女は抵抗を示した、先ほどに比べるとささやかな抵抗ではあったが。
『やめておきなさい、キミには満足に抵抗できる力は戻っていないだろう。
心配しなくてもこの場でキミを無理矢理犯すようなマネはしない、キミの体の穢れを落としているだけだよ。』
ブロケルは驚愕と不安が入り混じった瞳で私を見つめ、私もその瞳を見つめ返した。
その美しい瞳に私は動揺を覚えずにはいられない。本当に、なんと美しい娘なのだろう。
しばらくの間、私と彼女はお互いをじっと見つめ合っていた。
「ら...、乱暴なことは...しない...?」
彼女は、確認するかのように私に尋ねてきた。私は彼女を安心させるためゆっくりと頷き、再び彼女を見つめた。
もはや抵抗は時間の問題だろう。私の視線に、声に、愛撫に女性の欲情を増進させる力がある。
だからこそ私はこの部屋の主たりえてきたのだ。
さらに、この浴場には大量の瘴気が充満している、それもこの私の力の込められた特製の瘴気が、だ。
「ン...」
私に見つめられ彼女は恥ずかしそうに目をそらした。だがすでに抵抗する気配は消えている。
「で...でも、私...恥ずかしい...」
その表情に私の口元から笑みが漏れる、可愛い子だ。私は彼女の頬を撫で、髪を撫でた。
「ンン...」気持ちよさそうに声を上げるブロケル。
『落ち着いたようだね、ではまずその身体を洗わないと...、いいね?』
「はい...」彼女は素直に頷く。
『いい子だ...』私は彼女の頬に軽く口付けをし、抱きかかえ湯船から上がった。

「ひゃ...ッ!」
尻をついた浴室の床の冷たさに思わずブロケルは声を上げる。
その様子に私は笑みをもらしつつ、用意しておいたローションを手にとり彼女の身体に塗る。
「ンンッ...、これ...は?」きょとんとした顔で私を見上げるブロケル。
『ボディソープのようなものだよ、身体を洗うと言っただろう?』
無論、女性の欲情に火をともす私の特製のローションである。
私は両手で丹念に彼女の身体をこすり、次第にローションは泡立ちはじめた。
背中を洗い終え、前に手を回す。私の両手にやわらかい乳房がふれた。
「アン...イヤ、そんな...」
私はゆっくりと優しく彼女の乳房をこすった。ローションが適度な潤滑剤となり、彼女の性感帯を刺激しているようだ。
「ア、アア...アハァン...」たまらず彼女は声を上げ始める。
『ん、気持ちいいのかい?』
「ん...、はい、気持ち...いいです。」トロンとした表情で私に答えるブロケル。
いい傾向だ、彼女は自然に快楽を受け入れつつある。
美しく形の整った乳房はいつまでも触れていたい気にさせたが、私自身が欲望に流されるわけにはいかない。
乳房から手を離し、次に右腕を洗うことにした。
「あ...」彼女から残念そうな声が漏れた。
『...今は身体を洗うことが先決だよ、その後で思う存分可愛がってあげるからね。』
私は彼女の頭を撫でて諭すように言って聞かせた。
「あ、はい...。はい、あの...、お...、お願い...します...。」
頬を赤らめつつ、そう言うブロケルはたまらなく愛らしい。
私は丹念に彼女の身体を洗い、彼女も大人しくそれに従っていた。
さて後は...。
『あとはキミの一番大切な部分だけだが、そこも私に任せてくれるかい?』
「え?...あ、あの、...その...、.........」
これはさすがに無理な申し出であったか、彼女は言葉を詰まらせる。仕方なく私がその申し出を取り下げようとした時、
「......あの...、お、お願い......しま...す...」
消え入りそうな小さな声ではあったが、彼女は確かにそう答えた。
私が如何に歓喜したか想像できようか、一番大切な、敏感な部分の洗浄を私に任せてくれると言うのだ。
それは即ち彼女が私に心を開いた証拠である。私は興奮が悟られぬよう、出来るだけ冷静にゆっくりと頷き、
彼女を四つんばいの姿勢をとらせる。そして、彼女も恥ずかしがりつつも素直に私の指示に従った。
『いい子だ...』
私は再び彼女の髪を優しく撫で、その頬に軽く口付けをする。
「ン...」ブロケルは、私のご褒美に嬉しそうに答える。
私の目の前に彼女の丸いおしりがある。そしてその両脚はささやかに開かれ、可憐な秘裂が露わになっていた。
だがその身体は小さく震え、緊張している様子がありありと伺えた、あるいは必死に羞恥に耐えているのかもしれない。
私は彼女を落ち着かせるために、もう一度頭を優しく撫でる。
『緊張しなくていいよ、優しくするから、ね。』
「...はい、お願いします...」
多少は緊張がほぐれたのか、先程よりしっかりとした声で彼女は答えた。
私は再びローションを手に取り、その愛らしい裂け目にあてがった。
「ひゃぅッ...、アァ...ン」たまらず彼女は声を上げるが、その声は私を嫌悪するものではない。
私は裂け目とさらにその後ろのつぼみをゆっくりと丹念に洗い上げる。
この神々しいまでに美しい女の子の秘所に直接手で触れている、その事実は私をこの上なく興奮させた。
とはいえ、そのことをブロケルに悟られるわけには行かない、私は冷静を装いつつ最後に身体に湯をかけ泡を洗い流した。
「ハァァァ...ン...」
『お疲れさま、これで完了だよ。』
「え...、あ、あの...」ブロケルは、もじもじしながら私を見つめた。
『どうしたんだい?』
「あの...、こ、今度は、私が...、あなたの身体を...」
『!』
彼女の申し出は、心底私を驚愕させた。
『キミが私の身体を洗ってくれると、そう言うのか?』
ブロケルは、恥ずかしげにコクンと頷く。
なんという事だろう、彼女は私を受け入れるだけに留まらず、奉仕まで申し出てきたのだ。
私は彼女の瞳をじっと見つめた、潤んではいるが澄み切った瞳。そこには私を欺こうとする意志など微塵も感じられない。
『...では、お願いするとしようかな。』
「はいッ」
彼女は嬉しそうに返事をし、ボディーソープがわりのローションを手に取る。
私の背中にローションを塗り、素手でこすり始めた。慣れない手つきだが、ぎこちなさが適度な刺激となり私を心地よくしてくれる。
一通り背中を洗い終えたブロケルは、その手を私の胸板へと回す。
私の背後から手を回した格好になるため、彼女の身体が私の背中に密着してくる。
「あ...」
そのやわらかい胸が私の背中に触れたとき、彼女は思わず声をあげる。だがその後は、むしろ積極的に身体を摺り寄せてきた。
「あ...あの、気持ち...イイ、ですか?」
『ああ、気持ちいいよ。最高だ。』
そういって私は振り返り、彼女の頬に軽く口付けをする。
「...よかった」
彼女は微笑んで、より熱心に私の体を洗い始めた。彼女自身の身体を使って。
彼女のやわらかな身体は本当に気持ちよい、私の心は満足感で満たされていく。
「アン...アッ、アッ...、アアン」
奉仕をしているブロケルも気持ちよいのか、たびたび可愛らしい声を上げる。
彼女は私の前に回り、胸に腹部にその身体を摺り寄せてきた。そして...、
「あ...」
彼女は私の一物に目をとめる。私のそれは、先ほどからの刺激により隆々とそそり立っていた。
それをじっと見つめ動けずにいるブロケル、私は彼女に声をかける。
『...無理はしないでいいよ、そこは自分で洗うから。』
「え...?え、でも...、いえ、私に...洗わせて...下さい」
彼女は恥らいつつも、はっきりと自分の意志を示す。その意志は私を嬉しい気分にさせた。
『...そうか、では、頼む。』
コクンと頷き、私のモノに手を回すブロケル。ローションをまぶし、優しい手つきでこすり始めた。
彼女の手から直接刺激を与えられ、私のモノはビクビクと脈打つ。
その感触を感じた彼女は、頬を赤らめつつも喜んでいるかのように見える。
私の体を丹念に洗い上げ、最後に彼女は湯をかけて泡を流してくれた。
「これで...、おしまい...です」
『ありがとう、とても気持ち良かったよ。』
私は感謝の言葉を伝え、彼女の顔に手を回す。そのまま彼女の顔を引き寄せ...、
「あッ...、ン...ンンッ...」
彼女と口付けを交わした、ゆっくりと、優しいキスを...。
キスが終わった後、彼女は潤んだ瞳で私を見つめてきた、その綺麗な瞳を受け止め私は彼女を抱き上げる。
彼女は私の体に手を回し、胸板に頭を預けてくる。そんな彼女に愛おしさを覚えずにはいられない。
そのまま再び湯船へと身を沈める、身体の穢れは全て洗い流した、ゆっくりと身体を温めるとしよう。
温かな湯船が余程心地よいのか、ブロケルは私の腕の中で安らかな寝息を立て始める。
今はゆっくりと休んで体力を回復するといい、キミが体力を取り戻したその時は...。

私の傍らでブロケルが安らかな寝息を立てている。
浴室で寝入ってしまった彼女を寝室へと運び、今は私と共にベッドの上だ。
やわらかなベッドは心地よい眠りへと誘ってくれる、身も心も安らかに彼女は寝入っているようだ。
私は無粋だと分かっていていても、彼女の寝姿を鑑賞せずにはいられない。
無論、彼女はここに連れられてきた時と同様、裸のままだ。その美しい裸体は美の女神を思わせる。
悪魔側の人間である私が、神に見惚れるというのはいささか皮肉な冗談だ、私は苦笑した。
彼女の呼吸に合わせ、規則的に上下する乳房は私の目を惹きつけて放さない。
いっそその胸に顔を埋め、思いのままに揉みしだきたいという欲求に駆られる。
ピンとはった乳首をつまみ舌で舐め回す、股間に手を回し彼女を秘所を望みのままに蹂躙する、
そして私自身を彼女の膣内(なか)へ捻り込み、思いのたけを彼女の胎内へ吐き出す...。
だが、無論そんなことは許されない。私はあくまで彼女の欲望を目覚めさせる役目を負うているのであり、
私自身が欲望のままに彼女を陵辱するなどあってはならないのだ。
ただでさえ彼女は私の部下達の苛烈な責めにあい、身も心もズタズタにされている、
これ以上責めを負わせるのは余りに酷というものではないか。
私は自分にそう言い聞かせ、体の火照りを抑えようと試みた。
幸いなことに、彼女の安らかな寝顔は私の心を幸せで満たしてくれる、
その寝顔を苦痛に歪めるわけにはいかない、そう思えてくるのだ。

明け方のやわらかな光が差し込んでくる。
もちろん地下三千メートルにあるこの部屋に、陽の光が射し込むわけもないが、
この部屋は、その時間に応じて光加減が調節されるようになっている。
教育を受け終えたものが、外界に自然に適応できるようにという配慮からであった。
「ン...ンン...」
その光を受けてブロケルが目を醒ました。
すぐ横で彼女を見つめていた私に気付き、微笑を投げかけてくる。
「おはよう...ございます...」
彼女は幾分照れたような口調で私に挨拶をした、昨夜の浴場での出来事を思い出しているのかもしれない。
『ああ、おはよう。よく眠れたかい?ブロケル。』
その途端に彼女の表情がこわばる。一体何が起きたというのか、私が彼女の変化の理由を聞こうとしたその時、
「あ、あの...、私のことをブロケル...と、呼ばないでください」
『それは、どういうことだい?』私に名前を呼ばれるのは嫌だというのか、何故?
「私の名前は流璃子、ブロケルというのは仮の名前なんです...、私...、あなたには本当の名前で呼んで欲しい」
成る程、なにやら事情があって本名を名乗れずにいたというわけのようだ。
その事情が何なのか、多少の興味が湧いたが、彼女の口から語られるまで問い詰めるようなマネは慎もう。
「ダメ...ですか?」
『とんでもない、今からキミのことは流璃子と、そう呼ばせてもらうよ。いいね、流璃子。』
彼女は嬉しそうに微笑む、この上なく愛らしい微笑みで。
その笑みを受けて、私は彼女の顔に手をのばした、彼女も素直にその誘いに従う。
「ン...ンンッ」
そして私は彼女と口付けを交わす、ゆっくりと優しく、しかし深く熱い口付けを...。
「ア...、ハァ...ン...ンンッ」
私が一旦外した唇を、今度は彼女の方から求めててきた。
「もっと...、もっとして...ください」
私はその言葉に導かれるまま、彼女の顔を撫で、髪を撫で、頭を撫でた。
「くふぅぅぅンッ...」
流璃子は甘い声で答え、さらに口付けを求めてくる。
彼女はもっと強い刺激を求めているかのように思える、確認するために私は手を彼女の胸にのばした。
彼女のやわらかい乳房に私の手が触れる、それはせいぜい撫でる程度のモノであったが、
「アッ...、ハァァン...ンンッ」
流璃子はより甘い声を上げ、嬉しそうに私に顔をすり寄せてきた。
『流璃子...、いいのかい?その...』
この様な状況で言葉で確認するとは、我ながらなんとも無粋なことだ、と後悔を覚えた。しかし、
「......はい、その...、...して......ください」
彼女は私の耳に口を近づけ、小さな声で答えた。
その顔は恥ずかしさの余り真っ赤になっており、さらに私の視線を受けきれないのかうつむき加減であった。
私はその彼女の顔にそっと手を添え、了承と決意の意味を込めてもう一度口付けをした。
そこから唇を彼女の首筋に移し、また彼女の耳に舌を這わせる。
「ハァッ...アァ...ン」
そして流璃子の乳房を揉みはじめる、力を入れすぎないように優しく、ゆっくりと。
さらに私は、彼女の乳首をそっと摘まみ、指でこね回した。
「アッ、アッ...ヤァ...ン」
乳首が固くなり始め、流璃子の息は次第に荒くなる。私はその愛らしい乳首を口に含み、舌で丁寧に、しかし執拗に舐めまわした。
昨夜、寝ている彼女に対して抱いた妄想が、今ここに現実となっている。
そう思うと、私はいてもたってもいられないほど強い興奮を覚えていた。
「アァ...いい...、気持ち...いいです...」
流璃子の口から歓喜の声が漏れる。ああ、なんと可愛い子なんだろう、私は度々彼女に口付けをし、愛撫を続けた。
私はしつこいくらいに彼女の胸を揉み、舌を這わせる。彼女の母性の象徴である双丘は、それほどまでに魅力的であった。
やわらかく、あたたかく、形の整った美しい乳房、張りがあり、弾力があり、桃色の愛らしい乳首、
その胸を思う存分堪能できるという事実、私は自分の幸運を誰にともなく感謝した。
「ハァハァハァ...ア、アァ...、す、ステキ...です...、もっと...もっと、して...くだ...さい...」
流璃子はますます息を荒くし、積極的に私を求めてきた。彼女も強く興奮しているようである。
私は彼女の胸に這わせていた舌を、そのやかわらかな腹部へ、さらにその下の下腹部へと下ろしていく。
「ア、アァン...、そ、そこ...は」
そう、そこは流璃子のもっとも大切な部分、可憐で愛らしい秘裂である。
そこはすでに幾分湿りを帯びているようであった、しかし流璃子の両脚はしっかりと閉ざされ、充分に観察はできない。
私はそっと流璃子の顔を見上げる、その視線に流璃子も気付く。
「ゴ、ゴメンな...さい、あ、あの...あの...」
流璃子は羞恥と欲情の間で戸惑っているかのように見える、身体は小刻みに震え、その戸惑いを示していた。
私は無理に彼女の脚を開くようなことはせずに、一旦、体を彼女の顔の位置にまで戻した。
「あ、あッ...、その、違うんです...、イヤじゃないんです...」
私が気を害したとでも思ったのか、彼女は必死に弁明をはじめようとした。
私はそんな彼女を愛しく思い、優しくキスをした後、ギュッと抱きしめた。
「あ...」
『ゴメンね、いきなり大事な所を触ろうとして...、キミが落ち着くまでこうしててあげるから』
「あ...、うん...ありがとう...」
流璃子は嬉しそうに、私の腕の中で頷いた。彼女の甘い香りが私を心地良くする。
しばらく時間が経過し、彼女はだんだんと落ち着きを取り戻していった。
「......もう、大丈夫です...」
流璃子はそう言って、ゆっくりとその脚を開いていった。
耳の先まで真っ赤になってまで、私のためにその身体を解放する流璃子、彼女のことが最高に愛しい...。
「私の...ここ...、見て...ください...」
流璃子はそう言い、私を彼女の花園へといざなう。私は彼女の股間に顔を埋め、ごく間近で彼女の秘所を観察した。
薄紅色のそれは、すでに湿りを帯びており、愛らしい豆状の突起物は固くなっていた。
私は遠慮がちに彼女の裂け目に触れ、ゆっくりとそれを開いていった。
「あ...あぁ...、恥ずかしい...、恥ず...かしい...です...」
薄紅色のそれはやわらかく、温かい、そして彼女の膣内(なか)からは甘い女の香りがした。
私は不躾ながら、その流璃子の秘部をまじまじと観察せずにはいられない、どうしても眼を離すことが出来なかった。
それほどまでに魅力的な流璃子の秘裂、そこに私はためらいがちに舌を這わせ始めた。
「ひゃぁッ!...あ...あぁ...ン、ハァァ...ン...」
私は丹念に、しかし出来るだけ優しく彼女の秘所を舐め、その奥にまで舌を這わせる。
刺激を与えるたびに、彼女の身体は素直に反応し、愛液がじわりと沁みだしてきていた。
私は舌先でその愛液をすくい、味わってみた。甘いような、酸っぱいような、不思議な味...。
「わ...私...、アッ...、もう...もう、ダメ...です...、アッアッ...」
流璃子だけではない、私ももう我慢の限界であった。
私の一物はこの上なくそそり立っており、今すぐにでも彼女の膣内(なか)に入りたがっていた。
『流璃子...、いいかい?』
「.........、...はい...」
私は、今一度彼女と口付けを交わすと、私のモノを手で支え彼女の秘部にあてがう。

「アンッ!」
そして、ゆっくりと私は彼女の膣内(なか)に入っていく...。
美の女神のような流璃子、彼女の芸術的とも奇跡的ともいえるその身体と交わっている。
その現実はあまりに甘美で、夢や幻ではあるまいかという錯覚すらを覚えた。
ズププ...
「あぁ...あぁぁ...ん」
私が侵入するのにともなって、流璃子は切なそうな声を上げる。
その切なく色っぽい声は私を陶酔させる、しかし、一方で彼女の身を案じる私もいた。
『流璃子...、痛くはないかい?』
「あぁ...、だ、大丈夫...です...」
『ん...』
「きて...」
ズプププ...、ズプッ!
彼女の言葉にいざなわれ、私は今までよりさらに奥に侵入した。
私のそれは流璃子の麗しい秘肉に包まれ、快楽の園へと私を導いていく。
「アッ、アァァーーーッ!!」
そして最も深いところまで私のモノは侵入を果たした、私は今まさに流璃子とひとつになったのだ。
その達成感たるや他と比較のしようもない、これ以上の幸福がこの世に存在するであろうか。
私はすぐにでも腰を動かし始めたかったのだが、
「あぁ...、あぅぅ...、ハァハァ...」
流璃子はそのあまりに強烈な感覚に耐え切れていないようであった。
『流璃子...?』
「アッ!アァッ...!!ゴ、ゴメンなさい...まだ...動かないで...ハァ、ハァ...」
私が彼女を気遣って身を乗り出した動作ですら、今の流璃子には強すぎる刺激のようであった。
「ハァ...ハァ、ハァ、...ハァ......」
呼吸を整え、その身を落ち着かせようとする流璃子。
「ハァー...、ハァ...」
次第に呼吸が整ってきた。
「ハァ...、ハァ......、だ、大丈夫です...、...して...ください」
『ん、優しくするからね、きつかったらすぐに言うんだよ。』
「...はい」流璃子は嬉しそうに微笑んだ。
ズプ...、ズプ...、ズプ...
私はゆっくりと腰を動かし始めた、私のモノは彼女の膣内(なか)に出入りを繰り返す。
「アッ、アッ...アァン...、ハァ、ハァ...、アッアッ...」
私が動くたび、流璃子は甘い声を上げた。
流璃子の膣内(なか)は温かく心地よい、私自身をキュッっと締め付けてきて、この上ない快楽へと導いていく。
ジュプ、ジュプッ...、ジュプッ!
「アァン、ハァン!...ハァハァ、...アッ、アァッ!!」
流璃子の喘ぎ声は段々と大きくなり、それにともなって愛液はあふれ出した。
その愛液が潤滑剤となり、私の動きも段々と早くなっていく。
気持ちいい、なんて気持ちがいいんだろう、私は徐々に冷静でいられなくなっている自分を自覚していた。
彼女のようなこの世に二つとない美しい存在、それこそ神の気まぐれで生まれたような奇跡のような女性と、
今ここで交わることが出来ているのだ。それも無理やりにではなく、身も心も一つに...。
ジュプ、ジュプッ、ジュプッ...!クチュッ、ヌチュッ!
「あぁぁぁぁ...ん、イイ...イイです...、ハァ、ハァ...」
私の心は歓喜にうちふるえた、流璃子は「イイ」と言った!
彼女は確かに快楽を感じているのだ、そして、それに溺れつつあるのかもしれない。
私の興奮は留まることを知らず、さらに動きは激しくなっていった。その時、
「あ、あぁ...、もっと...もっとしてください...、あぁ...」
そう言って彼女は私の体に手をまわし、抱きついてきた。私の体と彼女の身体が密着する。柔らかな胸の感触が心地よい。
『あっ...』
「ンン...、んはぁ...」
さらに彼女は私の顔を引き寄せ、熱烈な口付けをしてきた。
これには私自身、驚愕せずにはいられなかった、彼女が、ここまで積極的に私を求めてくるとは!
「わ...私...、もう...ダメ、ダメ...です...、ハァハァハァ...」
私は彼女の求めに答えるべく、懸命に体を動かした。私が腰を突き出す度に、ガクガクと流璃子の身体が揺れる。
その美しい乳房がぷるんぷるんと甘美に振るえ、全身から汗が噴出していた。
私も彼女もその快感に酔いしれているかのようだった、
現に私はすでに自分を制御することができない、行き着くところまで行ってしまいたい、この衝動のまま果ててしまいたかった。
グチュッ!グチュッ!ズチュッ!ヌチュッ!!ジュププッ!!ジュパッ!グチュッ!!
「あぁ~ん...、あん、あん...あ...あぁぁ...、ダメ、もうダメ...」
彼女の絶頂は間近だ。
「あぁ、お願い...、お願いです...、一緒に...、一緒にぃぃッ!!」
その言葉で、私自身も限界を迎えようとしていた。
「いくッ!わ、私、いっちゃう!...あぁ、あぁぁッ!!いっちゃうぅぅッ...、あああぁぁぁぁ~~~~~~~ッ!!」
『る、流璃子ォッ!!』
絶頂を迎える直前に、私は自分自身を彼女から引き抜いた、
その先端から発射された白濁した液体は、彼女のやわらかな腹部にぶちまけられる。
「あッ...あはぁぁ...ん...」
その精液が射出される様を目の当たりにし、流璃子は照れたような、悦んでいるかのような声を上げる。
『はぁ、はぁ...、流璃子...』
私は絶頂の余韻を味わいながら、彼女の上気した顔を眺めた。
「はぁ、はぁ...ステキ...でした...、はぁ...、あ、あの...その...」
私は彼女が何を求めようとしているのかが分かった気がした、答える代わりに彼女に優しく口付けをする。
「ン...ンン...」
流璃子は嬉しそうに私と口付けを交わす、さらに私は彼女の綺麗な髪を撫で上げた。
「くふぅぅぅん...」
彼女は愛らしい歓喜の声をあげ、私に擦り寄ってきた。そして私を見つめ、
「あの...、どうして、私が、その...キス...を欲しがっていたことが分かったんですか...?」
『どうしてかな...、キミの顔見たら、自然に体が動いていたよ。』
「ん...、ふふッ」流璃子は満面の笑みを浮かべていた。心が伝わっている、それが嬉しいのだろう。無論それは私も同様だった。
私はナプキンを取り出して、彼女の腹部を湿らせていた精液をふき取る。
その様子を見ていた流璃子の表情に、名残惜しそうな様子を感じたのは流石に自惚れが過ぎるかもしれない。
さらにお互いの局部を丹念に拭きあげたところで、「ね、ねぇ、あの...」と、彼女は再びキスを求めてきた。
私は微笑みつつ、彼女に顔を近づけていく...。その時、
きゅるるる~~~!
「あ、あッ!」
流璃子のおなかが可愛らしい悲鳴をあげた、そういえば彼女はずっと食事を摂っていないはずだ。
彼女は耳の先まで真っ赤になってうつむいた。
『ぷッ...、くくく...』
そんな彼女のしぐさの余りの可愛さに、私は思わず吹き出してしまった。
「あ、あっ、そんな、笑わなくても...」そんな私の様子に彼女は抗議の声を上げる。
『ははは、ゴメンゴメン、じゃ、食事にしようか。さぁ、こっちにおいで。』
私は流璃子に軽く口付けをして、ダイニングルームへと誘った。

「わぁ...」
テーブルの上には、トーストにサラダ、ハムエッグにポタージュスープ、
何の変哲もない食事メニューだったが、流璃子は感嘆の声を上げた。
『簡単なものばかりだけどね、口に合うといいんだけど。』
「いえ、とても美味しそうです。よかった、普通のメニューで」
そう言って流璃子はくすりと笑った。
たしかに下級のデビルサイダー達は生肉を好む傾向がある、そんな食事が出されはしないかと内心でドキドキだったのかもしれない。
『さ、お食べ。』
「はいッ、いただきまぁす」流璃子はその小さな口にトーストを頬張った。
そのしぐさが余りに可愛らしく、私は知らず知らず微笑んでしまう。
「この料理は...、あなたが作ってくれたんですよね?」
『そうだよ、料理とよべるほどのモノじゃないけどね。』
ふんふん、と感心したようにうなずきながら、流璃子は食事を続ける。
その様子はハタから見れば一種異様であったかもしれない、私も流璃子も裸のまま食事を摂っているのだから。
出会った時からお互いに裸であったために、その姿を不自然とは思わなくなっていたのだ。
小一時間後、彼女はすっかり食事を食べ終え、その空腹を満たしていた。
「美味しかったです、ごちそうさまでしたぁ」
『おそまつさま、食後にはコーヒーと紅茶、どっちがいい?』
「え?あ、じゃあ、紅茶で...」
『はいはい、了解しました、お姫様』
「あん、もう、からかって...」
私は微笑みつつ、紅茶の用意のためキッチンへと向かった。
いつもであれば、この紅茶や先ほどの食事にも媚薬を混ぜ、欲望の目覚めを促進したことだろう。
だが、今回の流璃子に対しては、そのような手段をとる気にはなれなかった。
何故なのだろうか、自分でもはっきりした理由は見出せなかった。
私は普通に紅茶を用意し、彼女のもとに戻った。
『お待ちどうさま』
「わぁ、ありがとうございます。いい香り...」
流璃子は紅茶の香りを堪能し、コクコクと飲み始めた。
まったく何をやらせても絵になる女の子だ、私は流璃子が紅茶を飲む様を見て感心していた。
「どうかしました?」
そんな私の様子を怪訝に思ったのか、流璃子が尋ねてきた。
『ん?何をやらせてもキミは可愛いな、と感心していたんだよ』
「...もう」
流璃子は頬を赤らめて微笑んだ。

紅茶を飲み終えてからしばらく後、急に流璃子が落ち着きをなくしたように思えた。
『どうかしたのかい、流璃子?』
「あ...あの、あのですね...」
流璃子は私の耳に顔を近づけて、小声でささやいた。
この部屋にはどうせ二人きりなのだから、普通に話しても他に聞くものはいないのだが...、
「あの...、ト、トイレは...どこにあるんですか?」
その内容は、彼女に普通の声で話すのをためらわせるものであったようだ。
流璃子は、紛れもなく年頃の少女なのだと私に再認識させる、
その身体つきや、時折見せる妖艶なしぐさからつい忘れがちになってしまうのだが。
私は彼女に手洗いの場所を教え、私は覗いたりしないから安心してしておいでと、冗談交じりに伝えた。
「私は、あなたにだったら覗かれてもいいですよッ」
流璃子はドキリとするような冗談を返して、手洗いへと小走りで向かった。まったく...、私は苦笑まじりのため息をついた。
『あ...』
私はその「覗かれてもいい」という言葉で思い出した、あのトイレには...。
「きゃ、きゃぁぁぁッ!!いやぁぁッ!!!」
私がそう思った瞬間、手洗いから流璃子の悲鳴が聞こえてきた。ああ、しまった、私は急いで現場へと駆けつけた。
そこにはショックのあまり尻もちをついている流璃子の姿があった、どうやら腰を抜かしているようだ。
そして、その股間からはチョロチョロと小水が漏れており、彼女のお尻の下に小さな水たまりを創っている。
「ふぇぇ...ん」
『よしよし、泣かないで。』
私は半泣きになっている流璃子を抱き寄せ、彼女が凝視している便器へと目を移した。
そこからは不気味な姿の小さな魔物が顔をのぞかせていたのであった。
そう流璃子はこの魔物に驚いて今のような状態になっているのだ。
地下三千メートルにあるこの部屋に、下水処理が整っているはずもない。
我々の排泄物の処理は、この魔物達が引き受けているのだ。つまり我らの排泄物は、彼らの食料というわけである。
便器の下にはある程度の広さを有する空間があり、そこに彼らは棲みついていた。
そして我々が用を足した後は、彼らがその汚物を処理してくれるシステムになっているのだ。
ごく稀に、こうやって便器から顔をのぞかせることがあるのが難点ではあるのだが...。
『しっしっ』私が追い払うと、魔物はそそくさと便器の穴から顔を引っ込めた。
『ああ、驚いたね、ゴメンよ、もう大丈夫だからね』
私は流璃子の頭を抱きかかえ、彼女を落ち着かせようとした。
「ひっく、ひっく...、すんすん...」
私の思いが届いたのか、彼女は次第に落ち着きを取り戻していった。
そして自らが創った水たまりの中に、尻もちをついている自分の姿に気がついた。
「あッ、あッ!」
あわてて立ち上がろうとするが、腰を抜かしてそれもままならない。
「あ...、あの、あの...、ご、ごめんなさぁ...い...」
その様子があまりに愛らしくて、私はつい吹き出してしまった。
「あッ、あッ、わ...笑うなんて、ヒドイですよぅ......」
『ああ、ゴメンゴメン。キミが余りに可愛らしくて、つい笑ってしまったんだ、ゴメンよ』
私はそう言って流璃子の頬に口付けをする。
「ン...」
私は厚手のナプキンを取り出して、彼女のお尻の下の水たまりを拭き取った。
「あ...、ご、ごめんなさい...」、
『気にしないで...、さてお尻が汚れてしまったね、オフロでキレイに洗いながそうか』
私はそう言って彼女を抱きかかえた。
「...はいッ」
流璃子は嬉しそうに声を上げた。
昨夜の浴場での出来事が脳裏をかすめる、それは私だけでなく流璃子も同様であるかのように思われた。
私は流璃子を抱きかかえたまま、浴場へと足を進めた。
その心の内では、昨夜以上に熱烈な色事を期待していたかもしれない...。

-中編-へ続く

1  2  3