題名:HS69ER'S

HS69ER'S

謎バカSS怨霊散弾(ヲヰ)

HS69ER'S

私は悪魔神父フェラス・・・ではなかった、フォラス。今、私はアメリカの魔法陣警護の任を解かれ、新しい任務書を読んでいる。目的地は日本。鬼哭霊気のリクルート、日本政府の傀儡化乃至無力化、そして、日本に魔法陣を構築すること。同行する悪魔の側の人間は炎魔獣ハルパス?あの年中夢精、年中オナニーのハゲ鷹かと・・・それと、水魔ブロケル?聞き慣れない名だが・・・まあよかろう。ベルゼバブ様の人事が間違っていたことなどないからな。私は任務書をテーブルに放った。元来読む必要などないのだ。なぜなら私は毎晩ベルゼバブ様の寝室に赴き、任務をこなすのだから。

フォラスは今年で2万歳。数々の武勲と知略、そして蝿の帝王ベルゼバブの寵愛にもめぐまれ、時代の寵児と目される出世頭である。魔王の封じられた今、進取の精神を失い、老齢化のの進む悪魔の側の人間陣営では異例の昇進を遂げている。だが、彼を蝿の帝王の腰巾着と噂するものも多い。炎魔獣ハルパスもその一人であった。彼は今年で9千5百歳。まさに新進気鋭の若武者である。武勲も立てている。だが、それは年寄り揃いの悪魔の側の人間上層部に覚えをよくしようと躍起になっている結果で、彼の自己顕示欲と猪突はしばしば戦局を悪化させ、多くの悪魔の側の人間が戦死を遂げていた。その度に彼は力技で戦局を更に覆し、見た目は派手な武勲を飾る。
「これはこれは、悪魔将軍神父フォラス様。ご同行、大変心強く思っております。若輩なれど、微力を尽くしますゆえ、なにとぞよろしく」
恭しく敬礼しながらも、彼の目には敬意とは正反対の感情が見え隠れしていた。フォラスは内心舌打ちする。口先で適当な挨拶をかわしながら心で毒づく。
(この自己認識の誤ったオナニストめ。貴様の微力は戦局を悪化させ、貴重な戦力を無為に散華させていたではないか。魔王様のための邪悪な戦いは貴様のオナニーではない)
そして、フォラスは知っていた。ハルパスはいつかベルゼバブに取り入って、寵愛と約束された将来という夢を手に入れる日を狙っていることを。
(全く・・・約束された将来はともかく、寵愛はくれてやってもいいぞ・・・)
フォラスは昨夜のベルゼバブを思い出して軽い眩暈に襲われた。ベルゼバブの嬌声が甦ってくる。
「アア~、フォラス、しゃぶりなさい、私のチンコを」
「はい・・・仰せのままに」
ベルゼバブが両性具有なのは、悪魔の側の人間の高級士官達の間では有名だ。そして、フォラスもそれを知りながら、基本は女性体だという油断と、ありがちな権力志向で彼女(?)の誘いに応じた・・・それが彼の運命の分かれ道だったわけだ。
セックスの最中、興奮するとベルゼバブはいきなりちぬ付きになる。はじめは、ハメながらしごくくらいであったが、ベルゼバブの欲望はだんだんエスカレートしており、最近ではフォラスのケツ処女も危うくなっている状況だ。
(全く出来ることなら今すぐくれてやりたいわ。この無知な若造め)

私は自室に戻った。そして、ベルゼバブ様の夜伽を勤めずに済む言い訳を探しながら、懊悩していた。そこに遠慮がちなノックの音。
「誰だ?」
「水魔ブロケルにございます。ご同行に先立ってご挨拶に伺いました」
ブロケル・・・女性か。何やら頼りにならなげな声だ・・・それが私の抱いた第一印象だった。
「入りなさい」
私はぞんざいに言って、回転椅子を回す・・・そして見たのだ。その姿を。水で出来たような薄絹と髑髏をあしらった露出度の高い防具を身につけた、美しい紫色の髪の若い娘。
「若いな。実戦は何度目だ?」
「初陣にございます」
ブロケルが俯き加減になりながら言う。
「それは残念だ。初陣でハルパスと一緒とはな」
「ご心配には及びません、ハルパス如きに足をすくわれなどは致しません」
俯き加減だったブロケルは顔を上げて、うっすらと微笑む。そういえば純粋な女性体は久しぶりに見た。それに、その微笑む口元・・・強い意思を感じさせるつややかな唇。
(・・・美しい・・・をををぅ、しゃぶらせてえええ(壊)!)
そして、久しぶりに見る純粋な女性体。ベル公のようなチンコつきじゃない本物のマンコ・・・
(うっはーっ!吸いてえええええええ!)
フォラスの、性生活へのフラストレーションは今、まさに噴出する場を見付けたのである。

続く

ヴァッシュ「・・・続ける気か」
とげとげ「すみません、続けさせてください」
ヴァッシュ「今回は単にフェラスってネタ披露したかっただけだろ」
とげとげ「ギクソ。ゼソゼンソンナコトワナヰゾ」
ヴァッシュ「棒読みになってるって」
とげとげ「うぐぅ・・・」
ヴァッシュ「うぐぅ言うてもわからんわ、ボケ」
とげとげ「ドムゴ~」
ヴァッシュ「黙れこの虫」
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