セカンド7巻の前書きで

ゴッドサイダーセカンド7巻の前書きで、巻来先生の勝手な予測と前置きしつつも今年のキーワードは「妄想」になりそうだと書かれていた。昨今の自分勝手な妄想による異常な性犯罪等を取り上げてのことだとは思いますが、コミュニケーションの欠落などを原因に、ご都合主義的かつ自分本位な妄想に囚われた人間は、病的なまでのものになるのだとの結びになっていました。

でも、僕はいつも思うのですが、「対話の精神」はいつでも備えておきたいものだと思います。別に加害者を擁護しようという意味では全く無いのですが、どちらにも言い分があってしかるべきだし、お互いどこまで譲歩できるかが、和解のポイントでもあると僕は勝手に信じています(笑)。互いの譲歩になるからこそ、片方の一方的な要求は受け入れられないとも思います。だからこそ、妄想をストレートに相手にぶつける行為は許されないだろうし、絶対に許してもいけない。そして、そんなに簡単に和解できるほど甘いものでもないとも強く思っています。

でも、一方で、相手が何かに凝り固まる状況に対し、解きほぐすこともまた大事なのではないかとも思います。何が一番もめるかというのは、往々にして「心情的に不満=納得がいかない」の状況が多い。でも、それは口に出さないでいたのでは、相手もわからないし、自分の中でもフラストレーションが溜まる一方で、ろくなことがない。だからこそ、まずは「対話」が大切だし、対話が出来ないなら、表情やそれに変わる何か手段を講じて、是が非でも「コミュニケーション」を取らなくてはいけないです。なぜなら人間は全ての感情を言葉で表現できるほど起用ではないと思うから。そして、そこには互いの歩みよりは欠かせないでしょう。

思うに、最近の世の中がすごく極端な考え方になっていると思います。
簡単に言えば、良いか悪いか、の二極論。
常識はずれな人間が存在する一方で、常識を提示してことさらに常識人を強調することで”常識はずれ”を一方的に批難し、相手の言い分を聞こうとしない風潮は、果たしてどうなんだろうかと。
もちろん、全ての言い分を無条件に受け入れることは間違いだとは思うが、あまりにどちらも一方的すぎる態度をとって、挙句にもの別れするという対極の仕方は、すごく危険な気がします。
口を開けば「昔はこんなやつはいなかった」というような発言を繰り返すシーンも多く見られますが、その原因はむしろ当時から大人だった人間にも責任の一端はあると思います。自分も今、そういう歳を迎えようとしていて、常々考えさせられることが多いです。
常識・非常識、理解不能などの観点で話をきるのではなくて、
自分たち自身を省みる時期にさしかかっているのではないかと思う。

こんなこと書いているとアマちゃんだと笑われそうですが^^;;、まあ、だいたい犯罪のパターンとしては、そんな対話もする暇もなく一方的に加害者がテンパっている状態なのでしょうが、もう一歩手前で対話が出来ればなあと思います。コミュニケーションって、相手がいてはじめて成り立つものですから、片方だけじゃなくて、両者をなんとか均等に導くポイントをさぐる行動は、どんなときでも大事にしたいと思います。交渉を閉ざすことは、いつでも出来るのだから・・・・

ちなみに、もし仮に、このサイトが巻来先生にご迷惑をおかけしていて、やめろと言われればいつでもやめられます。
今まで見守ってくださった方々にはとても申し訳ないですが、ちゃんと巻来先生との対話が可能で、それが唯一の和解のポイントであるなら、僕は喜んでやめることができるでしょう。

なんとな〜く自分に向けられたメッセージかのようにもとり、なんか書いちゃった(笑)深い意味は全く無いので、関係者の皆さん、過敏に反応しないでね^^;;

ちなみに、「勇午」がとても好きで、つい交渉チックなことを書いてしまいました(笑)

2024年3月

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