ハルパス(はるぱす)

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流璃子のデビルサイダー時代の仲間であり、姿形が酷似した家族を持つ鳥型のデビルサイダー。我々読者に流璃子の奇跡的な全裸シーン供出のきっかけを作ってくれたダイナモ的存在。単行本での紹介では、「キザでみえっぱり。自己認識を誤っている所がある変なハゲ。」と酷評されている9千5百歳の炎魔獣。

  • 流璃子との関係
    フォラスとともに霊気討伐の任に当たるが、説得役を命ぜられていたと思しき流璃子に対しては、やや軽んじている様子であった。普段から流璃子(水魔ブロケル)のやり方を甘いと感じていたらしく、流璃子の霊気説得シーンでも茶々を入れている。序列に関しては、原作には明記されていなかったので不明であるが、おそらく同格に近い扱いだったのだろう。

  • 家族の構成
    妻1人・子供4人(が単行本で確認される)。身体的特徴として、女には人間の女同様乳房の描写があり、男の場合との明確な描き分けがあるため、子供と推定される4人は、おそらく全て男であると推定されるが、モヒカン頭ともう1人しか登場シーンでは確定できない。この4人は流璃子に好奇の視線が送っており、そのうち1人は、よだれを垂らしながら流璃子を見つめているため、父を見殺しにした裏切り者という感情以外にも性的欲望めいたものも見え隠れしているように感じる。

    ヘルスボーダーにて、半裸で大の字で囚われている流璃子を取り囲むシーンでは、まるで生け贄の獲物でも捕らえたかのごとく上気した表情と満足げな奇声を上げている。そのシーンにおいて、ちょうど流璃子の視線の先にもハルパス一族の足元が見えるので、誰かが立っているようであるが、それがこの息子たちなのか、ハルパスの妻なのかは判然としない。

  • 流璃子に制裁を加えた家族
    上記のように、父ハルパスを見殺しにした流璃子に対し、ベルゼバブより直々に制裁の許可が下りたため、憎悪そしておそらく性欲の赴くままに流璃子に制裁を加えた。制裁方法は、一家全員によるリンチで、鋭い鈎爪で流璃子の身体を引き裂いていった。あまりの攻撃の苛烈さに、思わず流璃子は誰彼かまわず助けを求めることになる。そのまま、一家によるリンチは続いていたようで、次に流璃子が姿を現した際には骸骨プロテクターを粉々に破壊され、かろうじて片胸を覆う程度に骸骨ブラが残り、片胸は乳首まで晒し、内臓触手に両手両足を拘束されて身体を大の字に広げられた状態で哀れに吊るされ、そしてまわりをハルパス一家とヘルスボーダーの骸骨柱(意思を持った存在で好奇の視線が流璃子に向けられている)に取り囲まれているという状態だった。おそらく、あまりの苛烈なリンチのため、流璃子は立っていることができなくなったのであろう。

    その後、フォラス死亡の報を受けたベルゼバブの怒りを一身に流璃子が受けることになり、更なる苛烈な制裁をベルゼバブから流璃子は受けた。次に流璃子が登場するシーンでは、全裸姿でベルゼバブにお姫様抱っこされるという屈辱の姿を晒しているのだが、このことから逆読みするとハルパス一家は、流璃子が全裸に剥かれていく過程を目撃したデビルサイダーということになるであろう。父ハルパスを見殺しにした裏切り者が、哀れに辱められていく姿を余すこと無く見物したわけである。そして、その全裸に剥かれる過程において、流璃子に対して性的な暴行があったかどうかを知る存在であろうし、また流璃子に暴行があったなら、その当事者の最右翼として候補に挙がってもおかしくない存在でもある。実際は、そういった描写が本編ではないため、想像の域は超えない。

  • ハルパスの最期
    父ハルパスは、日本での霊気との対決で見事に霊気に討ち取られ死亡してしまったが、流璃子を苛ました彼の家族たちの最期は、ついぞ描写されること無く、グランドキャニオンの魔法陣の崩壊とともに死んでしまったのであろうか・・・・。
    霊気には流璃子の状況が刻々と伝わっていたであろうことは、物語の展開上からもわかることなので、牢番同様こっぴどく殺されてしまったのかもしれない。どちらにしても、霊気との対決シーンは見てみたかったように思う。

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Last-modified: 2018-11-04 (日) 19:25:38 (1860d)