牢獄 †
流璃子が囚われていたグランドキャニオンの魔法陣地下3000Mにある牢獄。
グランドキャニオン上空でベルゼバブに全裸で抱えられた姿で霊気たちと対面した後、おそらくベルゼバブに連れられて(あるいは指示されて)、移された場所である。壁面、格子などすべてが骸骨であしらわれており、流璃子を吊るす手枷も骸骨で出来ているという徹底した骸骨だらけの牢獄。
流璃子の牢獄の前には牢番が配置され、絶えず流璃子を監視していた模様。牢獄は、よく他のマンガにあるような、木製や金属製の一枚扉にのぞき窓だけが格子になっているというようなものではなく、牢獄全体に縦の格子(これも骸骨が入っている)が入っているため、中の様子は牢番から一目瞭然であり、また、一つの牢に一人の牢番という感じで描写されていたので(牢番同志の会話で、おまえはこの女ばかり見ていたから・・・とあるので、適当に巡回はするのであろう)、かなり厳重な監視がされていたようである。
- 全面骸骨張りの牢獄
本文中でも説明したが、壁面、格子などすべてに骸骨があしらわれている。地獄境界線のベルゼバブ謁見の間のように生きた目が入っているような描写はないが、すべての骸骨が囚われの流璃子に向けられているような構図で描かれている。全裸で吊るされている流璃子には、相当恥ずかしい、心理的プレッシャーを受ける牢獄であったことは、想像に難くない。
ちなみに、流璃子のいた牢獄の反対側にも牢獄が描かれていたので、いくつか存在していたようだ。ただし、どのような者たちが囚われていたかは全く不明。わざわざ中の様子がよく見える牢で、しかも牢番が必ず一人立っているので、それなりに重要な囚人であったと思われる。