ボーボさん

題名:「淫辱の記憶」

第1回

力無く倒れ込んだ流璃子の周囲を無数のデビルサイダー達が囲んでいる。
その表情はいずれも好色そのものの笑みを浮かべ、眼下に横たわる美しき獲物の味を
今から想像しているかに見えた。
ふいにデビルサイダーの一人がうつ伏せに倒れている流璃子を足で転がして仰向けに
し、さらに流璃子の片足を払うようにして強引に足を開かせる。
『ヒヒヒ......』
『クククク......』
まさに「それ」は美の結晶とも言える存在であった。
地面にばらまかれ複雑な光沢を放つ薄紫の髪、意識を失い憔悴しきった憂いの表情を
浮かべる顔、荒々しい吐息に合わせて上下に律動する二つの柔肉とその頂点の淡いピ
ンク色の突起物、無駄な肉など一切ないくびれた腰から下腹部、むしゃぶりつきたく
なるような優美な曲線で構成された足、そして先程強引に引っ張られ弛んでしまった
衣の隙間から垣間見える陰毛と秘裂、さらには体中からしとどに流れる汗や地面に倒
れた時に体中に付着した砂や泥でさえも流璃子の美しさを際立たせるための装飾品と
化していた。
神が女性というものを造り出す際、一番最初の見本として造られたと言っても差し支
えないようなその姿はまさに神の化身、「ゴッドサイダー」であった。
だが............
その姿が今の流璃子にもたらしているものは何百匹にも及ぶデビルサイダー達から向
けられる劣情であった、意識の無い流璃子は成す術もなくその肢体の隅々までをデビ
ルサイダー達の視線に晒し、さらに体中に巻き付く衣にいたっては本来の役目である
秘部を覆い隠すこともままならず、それどころか逆に淫猥さを助長するための布切れ
に成り下がっていた。
『グヒヒヒヒッ』
デビルサイダーの一人が流璃子の両足をかかえ上げた、いよいよ流璃子の肢体を貪る
つもりである。
先を越され一瞬周りのデビルサイダー達がざわめきたったが、どうやらそのデビルサ
イダーはこの中では最も強いらしくそれ以上の混乱はおきなかった、やはり悪魔の法
則では強者こそが正義なのである。
流璃子の拳程もある亀頭の先端はすでに透明の液体で溢れかえっており、それを流璃
子のヴァギナにたっぷりとなすりつける、無論これは単に自分の挿入をスムーズにす
るためであり流璃子の身を案じたわけでは無い、そして亀頭を流璃子の秘裂にあてが
うとゆっくりと沈み込ませていく。

『待て』

ふいに発せられた声により流璃子を犯そうとしていたデビルサイダーの動きが止まっ
た。
それどころかその場にいた全てのデビルサイダーからざわめきが消え一瞬にして静寂
がおとずれる、そしてデビルサイダーの群れが二つに割れ、その間を一人の男がゆっ
くりと近付いてきたのであった。
もっともその男もデビルサイダーには間違いないのであろうが、今の段階ではただの
初老の男としか見えなかった。
『バカ共が......このアグト様より先に手を出そうとするなどと.........所詮は知能のか
けらもない最下級のクズでしかないという事か!!』
吐き捨てるように言いながら流璃子を犯そうとしていたデビルサイダーを蹴り飛ばす、
しかしそのデビルサイダーはあまりにも無反応であった、痛がるでもなくおびえるで
もなく、ただすごすごとその場を退散する。
それは周りのデビルサイダー達も同様であった、先程までの喧噪がうそであったかの
ように呆然とその場に立ち尽くしているのみである。
そんなデビルサイダー達をしり目に、その男は下卑た笑みを浮かべながら横たわる流
璃子をまじまじと見つめていた。
『ククク......鬼哭流璃子か.........まさかこんな上物がのこのこ一人でこんな所までやっ
てきてくれるとはな』
男は明らかに流璃子の素性を知っている様であった、もっともある程度の知能をもっ
たデビルサイダーならば十天闘神の化身の一人である彼女の事を知っていても不思議
ではない。
『ククク......さあ、お前もこのアグト様の洗礼を受けるがいい』
次の瞬間、そのアグトと名乗ったデビルサイダーの頭部から無数の触手が伸び、吸盤
のようになった先端が次々と流璃子の頭に張り付いていく、そして流璃子の脳に特殊
な波動を送り込み始めたのである。
「あっああああ.........」
たちまち流璃子の顔が苦痛に歪み、全身に震えが走り始める。

相手を洗脳し自在に操る............

それがこのアグトというデビルサイダーの能力であった、もっともそれが可能なのは
自分より弱い存在に対してのみ、そしてアグトはまともに戦ったのでは自分が流璃子
には勝てないという事を理解していた。
つまりこの男は洗脳し自らの忠実な部下にしていた最下級のデビルサイダー達を捨て
ゴマにしたのである。
流璃子の力を全て消費させ、洗脳できる状態にまでもっていくために。
いかに邪悪であろうとも、上級のデビルサイダーは自らの強さに誇りを持ち誇示した
がるものである、しかしこのアグトという男の行為にはそのような精神すらも全く見
られなかった。
そして流璃子は今、そんな男の操り人形にされようとしているのである.........

「うあっあ............はああっあ.................................」
力を使い果たし意識を失っている今の流璃子には洗脳に抗う術は残されてはいなかっ
た、流璃子の脳内に送り込まれるアグトの波動はゆっくりとではあるが確実に流璃子
の脳細胞を侵し、支配下に置いていく。
「あっ...あっ...あっ...あっ............」
流璃子の体の震えが徐々に激しさを増していき、そして

「ああっ.........あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ」

声が途切れた直後、流璃子の全身から一斉に力が抜け糸が切れたように崩れ落ちた、
その後はただ荒々しい呼吸をするのみである。

ついに流璃子の洗脳が完了したのである。

『クククク.........立て、流璃子』
笑みを浮かべながらアグトが命令を下した。
「はい........................」
流璃子の目が薄く開かれ、その口から力の無い返事が放たれる。
流璃子はゆっくりと立ち上がり直立不動の姿勢をとった、晒されたままの乳首と陰毛
を隠そうともせず、全く力が感じられない虚ろな瞳でアグトを見つめていた。
『よし......お前は俺の何だ?言ってみろ』
アグトが次の指令を出す、これは洗脳が完全にされているか確かめるため脳内に刷り
込んでおいた答えを言わせるための質問である。
「はい.........私はアグト様の忠実な雌奴隷です、私の使命はこの体の全てを使ってア
グト様に御奉仕をする事です」
『体の全てを使って奉仕......ではわからんな、もっと具体的にいってみろ』
「はい......まずはこの口でアグト様のペニスをしゃぶりあげ、乳房を使ってパイズリ
をさせていただきます、そして私のオマンコに挿入していただき存分に楽しんでいた
だいた後、アグト様のザーメンを溢れ出るくらいこの流璃子の子宮内に注ぎ込んでい
ただきます」
普段の流璃子からは到底考えられないような淫語が次々とその口から放たれていく、
自分の予想通りの答えを聞きながらアグトは満足気な笑みを浮かべていた。
それは流璃子が完全にアグトの思いのまま動く肉人形と化した事を意味していた。
『ククク......よし、では早速それを実行してもらおうか』
「はい......」
流璃子はアグトの前にひざまづくと衣服の中から隆々と勃起しているペニスを取り出
した、そして静かに目を閉じると何のためらいも無くそれを自らの唇に含んでいった
のである。

「んっ......んっ......んんっ......んっ............」
チュッ......ピチュッ......チュパッ......チュッ.........チュッパッ............

それはあまりにも異常な光景であった、弥勒菩薩の化身であるゴッドサイダー鬼哭流
璃子がアグトという極めて下級で卑劣なデビルサイダーにフェラチオという一方的な
奉仕をしているのである。
『クククク.........ゴッドサイダーもこうなれば可愛いものだな』
アグトはそんな流璃子を見下ろしながら異常なまでの興奮に包まれていた、清く気高
い、そして自分よりも明らかに強いゴッドサイダーの女が自らのペニスを従順にしゃ
ぶっているという事に、そしてなにより流璃子の美しさにアグトは見とれていた。
脳に刷り込まれたテクニックをフルに使い流璃子はただひたすらアグトのペニスに刺
激を与え続ける、舌で陰茎の裏スジから亀頭のエラの隙間までを丹念にしゃぶりあげ
唾液を満遍なくなすりつけていく、そして唇を使って微妙な刺激を与えながら時折ヂュ
ルルルと大きな音をたてペニスを吸い上げる、口に収まりきれない部分と玉袋には指
を使ってそれぞれ休む事なく刺激を与え続けていた。
無論これは流璃子にとって霊気にさえ行った事のない初めてのフェラチオであった。
『よし......次はその胸を使え』
アグトの指示を受け流璃子は無数の唾液の線を描きつつペニスから口を離す、そして
自らの双乳の間にペニスを挟み込むと両手で乳房を押さえ再びそれに刺激を与え始め
たのである。
『ヒヒヒ......たまらねえぜ』
アグトの脳内に先程とはまた違った快楽が送り込まれてくる、彼にとって流璃子の
乳房は今まで味わってきたどの女のものよりも柔らかく、瑞々しい張りに満ちていた。
揉み、さすり、時折硬く勃起した乳首をこすりつけ、そして包み込む、流璃子は自ら
の女性の象徴を性器としアグトの性器に奉仕を続けていく、普段の彼女であったなら
例え霊気にさえする事をためらうであろう行為を
流璃子は今デビルサイダーに対して行っているのである。
『さて.........そろそろいただかせてもらうか』
存分に流璃子の奉仕を堪能したアグトはその場に仰向けに横たわった、流璃子は心得
たようにアグトの体を跨ぐと垂直に伸びるペニスに向けて自らの腰を落としていく、
あろう事かアグトは流璃子の方から自分のペニスを受け入れさせようというのである。
「どうか流璃子のオマンコをお楽しみ下さい」
すでに充分濡れている流璃子の陰唇に亀頭が触れゆっくりとその中に包み込まれてい
く、かつて流璃子が受けたあの地下での凌辱からはもうすでにかなりの年月がたって
いる、しかもゴッドサイダーとして覚醒した彼女の回復力も相まって流璃子の膣口は
ほとんど処女の頃と同じ位にまで狭まっていた、しかしアグトのペニスはそれを再び
ゆっくりと突き広げていく。
「あっ.........あああっ.........あ.........」
流璃子の肢体が素直に反応を示し愛液が溢れ出す、それに導かれペニスはすぐに閉ざ
されていた流璃子の膣口を完全に開ききり先端が流璃子の内臓にまで達したのであっ
た。
ヂュッ......ヂュプッ......ヂュップッ......ヂュプッ.........
「あっ......あんっ......あんっ.........ああっ」
流璃子がそのまま腰を上下に振り始める、騎乗位でアグトと交わるその光景はまるで
流璃子の方がアグトを犯しているようであった。
流璃子の律動に伴ってたわわに実った双乳がたぷたぷと揺れアグトはそれに手を伸
ばし激しく揉みしだく、流璃子はやはり脳内に刷り込まれていたテクニックを使いア
グトのペニスを淫らに締め付けていく。
「ああんっ.........ふあっ......はあっ......はあっ.....................」
グチュッ...グッチュッ......ヂュプッ......ヂュプッ......ヂュップッ.........グチュッ......
......
「はあんっ......気持ちいい......オマンコ気持ちいい......オマンコ!!......オマンコォ!
!!」
流璃子はなんの遠慮も無く淫声を発しながら恍惚の表情を浮かべ腰を上下だけではな
く前後左右に回転させる、デビルサイダーにまたがり髪を振り乱しながら淫らな舞を
舞っているその姿にはもはやゴッドサイダーとしての誇りや気品などは微塵も感じら
れなかった。

『ヒヒヒッ......そうだ......いいぞ、もっとだ!もっと乱れろ!!』
流璃子のその痴態にアグトの興奮は倍増されペニスをさらに肥大化させていく、それ
にからみつく肉襞と愛液の感触を思うがまま堪能しながらアグトは再び触手の一本を
流璃子の頭部に伸ばし、脳にある波動を与える。

「はっ..............................」

次の瞬間、流璃子の瞳に光が戻り恍惚の表情が消え去った。
そう......今アグトが発したのは精神だけを正気に戻す波動だったのである、それが流
璃子の悪夢が始まる瞬間であった。

「い......いや.........いや...............いやあああああああ~~~~~~~~~~~~~
~!!!」

流璃子の頭の中には今までの事が全て記憶として残されていた、洗脳を受けた後自分
がされていた事、言った事、そして自分がしていた事が克明に頭の中に蘇ってくる、
それは流璃子にとってあまりにも過酷な事実ばかりであった。
これは過去に受けた凌辱とはまた意味が違う、強引に犯されたのならともかくフェラ
チオやパイズリは女性からの一方的な性的奉仕なのである、例え洗脳されていたとは
言えそれを生まれて始めて行った相手がこんなデビルサイダーなのだという事実はも
う一生流璃子の脳裏から消え去る事は無いであろう、そしてさらに流璃子は自らデビ
ルサイダーのペニスを受け入れ、今現在も淫らに腰を動かしているのである。
「いやっ............違うの!!......違うのよ!!!」
泣き叫びながら必死で弁解をする流璃子、それは自分に対してなのか、それともこの
場にはいない霊気に向けられたものだったのであろうか。
『ハハハッ.........ハァ――――――――――ハッハッハッハッハッ』
これがアグトの狙いであった、アグトはただ単に流璃子の肉体を汚すだけではなく流
璃子のゴッドサイダーとしての、そして一人の女としての精神をも辱めようというの
である。
流璃子は必死で今の状況を脱しようとする、しかしそんな意志とは裏腹に洗脳がとか
れていない流璃子の肢体はさらに激しい動きでアグトの射精を促そうとしていた。
『クククッ...‥...そろそろたっぷりと出してやるぞ、お前の子宮の中にな』
「い......いや......やめて.........お願い!!やめてぇ!!!」
その叫びは空しく空に消えていった。

ビュルッ.........ドクッ......ドクッ......ドクッ......ドクッ.........
「あっ............ああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~っ」

流璃子の子宮内でアグトのペニスが一瞬膨張し弾けた、マグマのような熱い精液の奔
流は瞬く間に流璃子の子宮の隅々にまで満ちていきさらに内臓の奥へと流れ込んでい
く、そして流璃子の肢体もまた同時に絶頂に達していた。
「あ............あ............ああ.......................................」
流璃子は体をビクビクと痙攣させながら忌わしいオルガズムの余韻に支配され.........
快楽と絶望の中意識を失っていった。
『ヒヒヒヒヒ......』
アグトは崩れ落ちてくる流璃子の体を受け止めると満足気にその肢体中を撫で回した、
そして尻肉を鷲掴みにして全く衰えていないペニスで子宮内をかき回し流璃子の肉体
の余韻に浸る、その度にグチョグチョという淫猥な音が響き子宮内で流璃子の愛液と
アグトの精液とが混ぜ合わされていく、そしてようやく引き抜かれたペニスと共にそ
れが勢い良く溢れ出てきたのであった。
アグトはばっくりと開かれた流璃子の膣口から白濁の液体がこぼれ落ちる様を見なが
ら次の趣向を考えていた、どうすればこの女の肉体をよりうまく味わう事ができるか、
どうすればこの女により多くの羞恥と屈辱という味付けをする事ができるか.........を。

流璃子の脳内に刻まれる淫辱の記憶はこれからが本番なのである...........................
......。

続く
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