揺れているパ・リーグ。
最初に合併の話を聞いたときには、「ああ、とうとう近鉄もそこまで追い詰められたか」という思いがあったのと、「何でいきなりオリックスが相手に出てきたんだろう?」という疑問が出てきました。
まあ、考えてみたら資金難にあえぐ近鉄と、人材不足に泣くオリックスとちょうどいい組み合わせではありますけどね。。。。
それにしても、許せないのは巨人のオーナーナベツネさんこと渡辺恒雄氏の存在です。今回の一件に限って言えば、「選手の救済がまず第一で、1リーグ制とかはまだ議論の段階ではない。うちはセ・リーグだからと言って、見過ごせないでしょう」と確かにコメントは優等生です。でもね、なんでパ・リーグの近鉄とオリックスの球団代表が、まずいの一番にナベツネに挨拶に行くわけ?これって、とどのつまりセ・リーグだろうとパ・リーグだろうと関係なく、球界全体を牛耳っているのがナベツネってことじゃん!!!!
記者には1リーグ制の報道に牽制をしていましたが、そもそも1リーグ制なんて言い出したのは、ナベツネさん、あなたでしょ!!!!
今日のような野球を巨人一局集中の状態にしておいて、何が球界の現状を見過ごせないだよ!もうちょっとマシなことは言えないのか?僕は巨人にいる選手は何ら罪はないと思っているし、むしろ好きな選手はたくさんいる。が、球団としてああしてスター選手ばかりをカネでかき集めている体制に問題は無いのか!何が巨人とつるめる球団はその傘の下で儲かって、それ以外の球団(パ・リーグ)は駄目になるだよ。笑わせるな!今更になって、そんな些細なことではなくて球界全体のこととして受け止めるとか何とか言って、本当にそれでいいのかよ?受け皿が大事って言うなら、いい選手ばっかり金に物を言わせていいとこどりするんじゃなくて、巨人で140人抱えるってぐらいの気構えを見せてみろよ。そうでないとフェアーじゃないよ。
まあ、ナベツネさんには日ごろから言いたいことがいっぱいあったから、つい口調も厳しくなったが、貴乃花引退の時もそう。余計なこと言わなければ、もう少し貴乃花の勇姿が見れていたかもしれないのに、あのお方の余計な一言で、窮地に立たされた貴乃花は引退することになってしまった(少なくとも僕にはそう見えた)。良きにつけ悪しきにつけ発言力のあるナベツネさん、もう少し自制心をもっていろいろやってください。それしかもう言えません。